ポルトガルのアーティストがゴミで作り上げたフクロウは街に華やかさを取り戻してくれた
netgeek 2014年11月25日
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ポルトガルのアーティストArtur Bordaloはゴミをリサイクルして立派な芸術品につくりかえる芸術活動を行っている。そんな彼がこの度、壁につくりあげたリアルなフクロウは殺風景な町並みを一変させるほど素晴らしいものだった。
これが街の雰囲気を一気に明るくしたフクロウだ!
茶色い体に大きな目がかわいいこのフクロウ、緑色に塗られた背景も明るい雰囲気を演出するのに一役買っている。
近くで見るとこんなにも立体的。
目の部分はタイヤで、体の部分は捨てられた車の板金やステンレスなどで出来ている。「Owl Eyes」と名付けられたこの作品、実にかわいくて愛着が湧く作品ではないか。
ちなみにこちらは作成途中の風景。
おおまかにフクロウの設置場所を決めて壁に色を塗っているところ。もともとは灰色でみすぼらしい壁だったのに、すっかり生まれ変わった。
首周りのふさふさ感も上手に再現していてすごい。
スクラップだけでつくったのでもちろん材料費は0円。もともと手元にあったペンキで色を塗ってサクッと仕上げたのだ。
日本では壁にスプレーで落書きする人が多いけど、どうせだったらこんな素敵な作品にしてくれたらいいのにな。
よく見るとフクロウの体にもカラフルな丸が描かれており、細かな点にもこだわっているようだ。なお左下にはBordaloのサインが入っている。もし自宅の壁をこんなふうにして欲しいと依頼したらいくらくらいでやってくれるのだろうか。