店員の「商品をお出口までお持ちします」ってあれなんなん?
netgeek 2022年12月20日客の立場からするとよく分からない店のシステム。出口まで商品を持ってくれるお見送りはなぜあるのだろう?
「客としては必要ない」とTwitterで話題に
デパコス買った時に「商品出口までお待ち致しますね!」つって出口まで全然距離ないのに、ちょろっと2、3歩歩いてから袋渡してくるの何?マジであの制度誰も得しないからやめようぜ
— 痩せろ (@jintyumugendai) December 17, 2022
※デパコスはデパートで販売されている高級なコスメ(化粧品)という意味。対比的には「プチプラ(プチプライス)」が使われる
もしかして店としては高級店の雰囲気を出すために顧客を喜ばせるサービスとしてやっているのだろうか?しかし評判は悪く、ネガティブな声が飛び交う。
ネット上の声
・あの時間嫌だ
・申し訳なさがある
・歩調をあわせるのに気を使う
・某メガネ店は車が出るまでお辞儀している
・あの数歩本当に意味ない
・あれを喜ぶ人がいるのだ
・レジで充分
・大げさに感じられる
・他にも見たいものがあるときは一つ買うとその流れで追い出されるようで嫌だ
・見送りは結構です。ここで商品を頂きますと言う
以上は客側の立場からの意見。そしてネット上では店員側の立場からなぜあのようなことをするのか、解説が加えられた。
店によって理由は異なるが、以下の4つが主な理由として挙げられるようだ。
(1)万引き防止
店舗を出るまでにサンプルの口紅なんかを袋にさっと入れる人がいる。店の袋に入れられたら購入品か万引き品か区別がつきにくくなるので予防したい。
(2)宣伝効果
店の前を通り過ぎる人に購入者がいると見せて宣伝に使っている。アパレル店で働いているときにそう教わった。でもコスメだと万引き防止の目的が強いかも…。
(3)忘れ物がないか確認のため
私は椅子の下やフックに荷物がないか確認するために同行しています。
(4)VIP感を演出するサービスとして
感謝を込めてお出口までお見送りしています。サービスの一環として。自分はされたくないけど、やるように指導されていたのでサービスとして。
出口まで見送ることで店側にメリットがあることは分かった。しかしながら万引きを疑われていると解釈できるのなら客としては不快なわけで、今後、万引き防止は監視カメラとAIに任せる方針に切り替えてお見送りは廃止してはどうだろう。
店員「商品をお出口までお持ちします」←これやってほしい?
— netgeek (@netgeek_media) December 20, 2022