捨てられた犬サイモンは2.9kgの毛を剃り落とした
netgeek 2021年6月21日サイモンという名のシーズーは非常に困難な人生を歩んでいた。一度は飼い主に捨てられ、誰も自分のケアをしてくれる人がいない。
サイモンの近況が動画で紹介された。
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♬ Here Comes the Sun – Relaxing Instrumental Music
カンザスシティにある非営利団体の「KCペットプロジェクト」は一連の出来事を分かりやすく1本の動画にまとめた。
11歳でKCペットプロジェクトに保護されたサイモンは油っぽく長い毛が特徴で、元の飼い主がろくに世話をしていなかったことは明白だった。
ブラッシングもカットもされていない毛はドレッドヘアのようになっており、もはやハサミで切るのも困難そう。
KCペットプロジェクトのスタッフは入り組んだ毛について「これまで見た中で最も分厚い」と表現した。さらにこれまで取り組んだ保護プロジェクトの中で最も難解なものであるという。果たしてサイモンは健康的なシーズーに戻ることができるのか…。
体には何百ものノミがついており、曲がった足で歩く。サイモンはKCペットプロジェクトの獣医チームによって緊急の治療を受けた。
2時間かけて体の入り組んだ毛を剃り落とした。驚いたことに剃り落とした毛の重さは6.5ポンド(約2.9kg)もあった。
毛を刈った後は可愛らしい顔が見えた。こんなに小さな犬だったのか。
ビフォー・アフターで並べて比較すると大変身していることが分かる。
「驚いたことにサイモンの皮膚はかなり良好でした」
おそらく数年ぶりと思われるお風呂も入った。
「ふぅ〜いい湯だった」という顔。
サイモンは里親を探す前に治療とリハビリテーションに取り組むことになった。
一度は絶望に覆われた生活が一転して希望に満ち溢れ始めた。これから飼い主が決まり、楽しい日々が待っているだろう。