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親のいない子猫はランビービーンという名前の相棒を持ち歩く

netgeek 2021年6月13日
 

生まれつき体が弱いと生きるので精一杯。周囲のサポートがいくらあろうとも悲観的になってしまう。

誰もが諦める中で1人だけが希望を捨てなかった。

マチルダ・ビーンズという名前の猫(メス)は上気道感染症を患っており、兄弟が育っていく中でどんどん悪化していった。医者からはもう諦めて天国に送ってあげるべきだという最悪の提案をされたが、そんなことはできない。

マチルダにとって幸運だったのはアシュリー・ケリーさんという親切な人が育ててくれたこと。今では健康になり、幸せに暮らせるようになった。その間、マチルダ・ビーンズはランビー・ビーンズという名前のぬいぐるみを見つけ、友達になった。ランビーは回復中のマチルダにとって最高の相棒だった。

遡ればマチルダは生まれたときから複数の病気を持っており、前途多難だった。当時の写真を見れば今とは全く違う姿に驚かされる。

アシュリー・ケリー「私がマチルダに会ったのは生後9日目でした。上気道感染症を患っている他の猫が治っていく中でマチルダはどんどん悪化していったのです」

家に招いてからはあらゆる手でマチルダをサポートした。

アシュリー・ケリー「私は自宅に ICU機器 (インキュベーター、酸素濃縮器、ネブライザー、注射液、薬) を持っています。自宅で仕事をしているので常にマチルダの様子を見ることができます」

長い間マチルダは回復せず、もう諦めたほうがいいという専門家もいた。さらに不幸なことに肺炎と角膜腫瘍も患ってしまった。

抗生物質や目薬で対処しつつ、治ってほしいと願った。1ヶ月ほど経って肺炎と角膜腫瘍は治り、元気になった。

まだ健康上の問題はあるので完全に健康とは言えないのだが、普通の猫と同じように楽しく過ごすことができる。

「他の子猫の友達と遊んだり、格闘したりしています」

「目が見えなくなるかもしれないと言われていたのですが、現在マチルダの腫瘍は完全に治り、私は驚きました」

正面からぱしゃり。とても可愛い顔をしている。

マチルダはお気に入りのぬいぐるみを抱きしめていないときは友達とじゃれあっている。もしあのとき、アシュリー・ケリーさんに出会っていなければマチルダはここまで生き延びられなかっただろう。



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