シェルターの動物たちはサンアントニオ動物園で親戚に出会った
netgeek 2021年1月19日新型コロナウイルスとロックダウンの影響でサンアントニオ動物園と動物シェルターのAnimal Defense League of Texasは収入が激減し大きな痛手を被った。
いずれも非営利組織だが、運営を続けるためにはお金を稼がなくてはいけないのもまた事実だ。
二社は動物を救い、良い世話を提供するという原点に立ち返り、協力することで新たな試みに挑戦した。保護動物たちに動物園を案内したのだ。
来客がいない時期だからこそできるユニークな試みということで、写真をネット上で共有すれば宣伝効果も期待できるかもしれない。
保護動物のみならず、動物園の動物たちも新たな出会いを楽しんでいるようだった。豹は興味深そうに猫を観察していた。
犬はロープからロープへと移動するテナガザルをじっと見て、ライオンは犬をまじまじと見る。
水中の生物を横から見られるのは斬新。自然界では起こり得ないことだ。そしてそれはこの写真に写っているカバにとっても同じこと。
普段は人間しか訪れない場所だけに動物の来客というのは興味深いらしい。
Animal Defense League of Texasでは動物を支援するための寄付を募っている。今回、危機を逆手に取った企画が多くの寄付を集めれば挑戦は成功だったと言えるだろう。
今回、危機を逆手に取った企画が多くの寄付を集めれば挑戦は成功だったと言えるだろう。
動物の命を維持するのにお金がかかる動物非営利組織の経営というのはさじ加減に難しいところがある。非常時に備えて日頃から貯蓄しておくべきではあるのだが、傍から見ればそれが奇異に見えるのもまた確かだろう。
やがて新型コロナウイルス騒動が落ち着いたときに収益体制が回復することを願いたい。