親指の大きい猫は優しい兄を見つけた
netgeek 2020年12月27日カリフォルニア州サンタクルーズのシェルターに親の違う2匹の猫が運ばれてきた。
偶然にも2匹とも白癬の病気を抱えており、同時に治療していくことになった。
チームにボランティアスタッフが加わり、2匹の回復を願いながら世話をすることに。2匹はすぐに仲良くなりかけがえのない友達となった。
Saving Grace Rescueのスタッフは語る。
「互いに絆で結ばれています。ドリーという名前のほうは指が余分にあります」
ボランティアスタッフのジョイスさんは猫たちを自宅に迎え入れ、本格的な世話を担当した。ディーニ(オス)はすぐに家に慣れ、堂々とした振る舞いを見せるようになった。
シャイな性格のドリーは妹のようにディーニの後をついていく。ディーニの遊び方を見て真似をしながら学習しているようだった。
「2匹は生後5〜6週間の頃からずっと一緒です」
隠れ場所を見つけるのが得意で思わぬ場所にいる。時間を経るにつれて2匹の信頼関係はますます強くなった。
「ドリーは足が短いです。高さの違うディーニをガイドに使っているようです」
ディーニは昼寝する間にドリーの大きな前足に前足を置くのが好きで、その様子はまるで手をつないでいるかのよう。
数週間の時が経ち、新たな環境を迎える時期になった。とても仲が良いのでシェルターのスタッフたちは2匹まとめて引き受けてくれる里親が現れることを願っている。