100年前に天国に行った犬。人々は棒をおそなえする
netgeek 2020年12月25日はるか昔のことなのに今もなお慣習として受け継がれている。誰が始めたかは分からないその振る舞いは地域に根ざした活動になっているようだ。
犬の墓が目に留まる。
レックスはニューヨークで果物屋を営むジョン・E・ストウの飼い犬だった。レックスが1884年に天国に行ったときジョン・E・ストウは自分のために用意していた墓のすぐ近くに銅像を用意した。
レックスの記念碑があるのはグリーンウッド墓地。ストウの犬への深い愛は多くの人々の共感を呼んだ。
その証拠に今もなお人々はレックスの墓の前を通るたびに棒を置いていく。天国のレックスはこの棒をくわえて遊んでいることだろう。
街の人々、特に愛犬家はストウとレックスの関係をよく知っているようだ。
そして棒を残すことで無形の気持ちを有形に表現する。
皆に忘れられないために墓があるのだとすればこの銅像はしっかりとその役目を果たしていることになる。
ストウとレックスは今も仲良く幸せな時を過ごしていることだろう。