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子猫のフェリックスに家族ができてすくすく育った

netgeek 2020年9月27日
 

2020年のはじめ、小さな灰色の子猫が保護された。一人ぼっちで人間の助けが必要なようだった。

小さなグレー系の子猫だ。

カナダ・ケベックに拠点を置くボランティアの猫レスキューUn Chat à la fois (One Cat at a Time)は子猫が生後5週間だと推定し、フェリックスという名前をつけた。

創設者のマリー・シマードさんは語る。

「お腹に虫がおり、それが年齢の割に体が小さい原因でした」

体調は悪く、健康上の問題を抱えていたのでボランティアのメグさんは自宅での世話を申し出た。メグさんは自宅で犬、猫、ネズミ、鶏を飼っている。

数ヶ月前に愛犬のチャッキーが天国に行ってしまい、親友の犬キャスパーは気分が落ち込んでいた。

そんなときにフェリックスが家に来て雰囲気が一転した。

すんなりと家族に溶け込み、新鮮で明るい雰囲気が戻った。キャスパーはフェリックスと仲良くなり、一緒に遊び、一緒にベッドで眠った。フェリックスは尻尾にじゃれつき、耳や足先に噛み付く。

「キャスパーは何でも好きなことをさせてあげていました」

その他の動物たちもキャスパーに優しく接していた。虎猫のランティはフェリックスの師匠となった。

適切な猫の振る舞い方というものを教え、前足で抱きしめる。

7歳のガンナーはブランケットを共有して幸せそうだった。

「1日目から家族の一員となりました」

時間が経つとともにフェリックスは大人のハンサムな猫に変身した。

「フレンドリーな性格で、人が来ると笑顔で迎えます」

8歳の猫ゼルダは若い新入りとすりすりするのが好きみたいだ。

毎夜、親友であるフェリックスとキャスパーはベッドで同じ時を過ごす。

一人ぼっちだった子猫はこうして親切な人間に保護されたおかげで幸せな生活を手に入れた。やはり家族という存在は大事だ。

一番年下のフェリックスはこれから大人の猫へと成長していくことだろう。



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