ふらふらした猫は甘えん坊でハグを求める
netgeek 2020年8月17日
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小さな猫がAnimal Welfare League of Arlingtonに連れてこられた。健康上の問題を抱えつつも愛くるしい姿でみんなに愛されている。
ふらふらしている…。
保護されたその子猫について、スタッフたちはしばらく世話をしているうちに食べるのが困難で体重が正常に増えないということに気づいた。おまけに真っ直ぐの姿勢を保つのも難しいようだ。
ノバキャットクリニックに診てもらい、治療プログラムに取り組んだ。
獣医のエレン・カロッザさんは語る。
「基礎的な検査をした結果、ちょっとした感染症にかかっていることが分かりました。抗生物質を処方しました」
猫にはクオークという名前をつけた。
「小脳にも形成不全があることが分かったのですが、普通の猫と変わらず生きていくことができます」
クオークは人生を楽しんでいるようだった。甘えん坊でいつも一緒にいたがるのでスタッフはクオークをタオルで包んでポケットに入れることにした。
「包まれた状態も好きみたいです。大半の時間を一緒に過ごしました」
同じ猫の中ではクオークはエッグバートがお気に入り。エッグバートもまた治療プログラムを経て施設にいる猫だ。一緒に寄り添って昼寝をする。
おもちゃは大きな魚が好き。寄り添って寝る。
エルビスとも仲良しだ。エルビスは輸血で多くの猫を救った実績がある頼りになる猫だ。
18歳のスマッジは暴れん坊のクオークを無視するかのように接する。いやある意味、全てを受け止めてあげているのだ。
明るい性格なのでみんなと仲良くできる。
「クオークは幸せな猫です。小脳の形成不全は生活に悪影響がないということを証明してくれているのでみんなに見てもらいたいです。すぐに里親が決まるでしょう」