目の大きな子猫ギネスは新しい家族に迎え入れられた
netgeek 2020年6月22日
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母猫に育児を放棄された子猫は新たな家族を見つけた。生きる希望さえ捨てなければ幸せは勝ち取ることができる。
この小さな命は救わなくては。
フロリダの動物保護団体「ベス・ワーデン」は手の平サイズの子猫を24時間体制で世話していた。母猫に見捨てられた生後3週間の子猫で体がとても小さい。
飼育を担当したベスは語る。
「力強いファイターだということは知っていました」
デリケートな子猫にとっては食べ物が重要だ。ベスは一晩中、何度も何度も食べ物を与えた。同時に目やにを取ってあげ、感染症のケアをする。完全に治るかは分からなかったが、とにかくできるだけのことはやろうという考えだった。
猫にはギネスという名前をつけた。眠れない夜を重ねるうちにギネスはたくましくなっていった。
食べ物を食べ終えるとベスに甘えて喉をゴロゴロ鳴らし、寝てしまう。
「寝顔は笑っているように見えました。起きると這ってきて頭をぶつけてきます」
健康面で改善が見られたギネスは次に歩くことと遊ぶことを覚える必要があった。
生後5週間になると通常2週間ほどの猫の大きさになった。顔は目が大きく、綺麗な青い瞳をしているのが特徴だ。
社交的になってきたタイミングで、家にいるまた別の猫に会わせることにした。ミスタータイニーパンツはギネスを見るなり、毛づくろいしてあげていた。どうやらうまくいきそうだ。
ギネスはミスタータイニーパンツの行動を真似してどんどん学習していき、トイレの使い方、お皿から食べる方法を習得した。さらに成長するにつれ、耳の模様と尻尾が黒くなっていった。
今でも体が小さいギネスはそれでも個性豊かに元気に生きている。