子猫を我が子のように育てる猿。異種間でも母性は芽生える
netgeek 2020年3月9日
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猿やゴリラも子猫を見て可愛いと思う気持ちがあるのは間違いない。人間と同じように母性が生まれ、我が子のように育てることがあるのだ。
予想外な組み合わせを見た。
アマチュア写真家のアンネ・ヤングさんはインドネシアにあるモンキー・フォレスト公園を訪れたときに思いもしない光景を目の当たりにした。1匹のマカクザルが猫を我が子のように可愛がっており、不思議なことに猿と猫の間に愛情が生まれていることが明白だったのだ。
子猫の目を見ると母親に愛情を求めるかのような感情があることが分かる。
こうした異種間の母性はあらゆる地域で確認されている。特に親のいない子供、怪我をした子供と出会ったときに母性により守ってあげたいという気持ちが生まれるようだ。
子猫はこのマカクザルが親にならなければ一人ぼっちだっただろう。すでに仲間内にも認められているようだ。
「犬猿の仲」という表現があるように犬と猿は相性が悪いのに、猫と猿なら問題ないのだろうか。
ちゃんとお尻を支える抱っこもできる。
傍から見れば奇妙だが、子猫にとってはこれが当たり前の状態。
実の親に何があったかは定かではないが、幸いにも優しい猿と出会ったおかげで身の安全が保たれている。猫の親が猿というのはなんだか絵本になりそうな話だ。