飛べない野生のフクロウ、「極めて肥満」と診断されてダイエットに取り組む
netgeek 2020年2月4日
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1月初旬、ある土地の所有者がSuffolk Owl Sanctuaryに「怪我をしたフクロウを診てほしい」と連絡をしてきた。検査すると意外な事実が判明する。
なぜ飛べないのか。
最初の検査では怪我は見つからず、体が濡れているからうまく飛べないのではないかと考えられた。ところがより詳しく調べていくとただの太り過ぎであることが分かる。意外にも、いや当たり前と言うべきか、鳥は体重が増えると飛べなくなるのだ。
イギリスに拠点を置くSuffolk Owl SanctuaryはFacebookに当時の感想を綴っている。
「通常、こうした事例では飛べなくなっている原因を調べることになります。よくあるのは体が濡れていてうまく離陸できないということです。なので、彼女がただの肥満ということが分かったときは驚きました」
野生動物が太ってしまう事例は珍しい。今年の冬は暖かったため、このフクロウは地上でネズミを捕獲して生きていたらしい。
「体の周りに余計なデポジットがついているため、効率的に飛び上がることができないのです」
野生復帰に向けてあらゆるプランを考え、数週間のダイエットに取り組むことにした。結果は成功。通常の体重に戻ったので野生に帰すことに…。
そのときの動画はFacebookにアップされている。