柴犬にアートを教えたら60万円で売れるようになった
netgeek 2019年1月2日
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アートを理解しているのは人間だけではない。愛犬に絵を描くことを教えたらとんでもない芸術家に進化した話を紹介したい。
天才犬かもしれない。
カナダのアルベルタに住む5歳の柴犬は飼い主のケニー・アウ、そしてその妻のデニス・ローと暮らしている。
「家には大きな壁があるのでそこで絵を描くことができるんです」
2人はちょっとした思いつきから、柴犬に筆を口にくわえさせることを教え、次に紙に擦り付けることを教えた。すると何とも素晴らしいアートができあがったのだ。
柴犬は絵を描くのが気に入ったようでどんどんと描こうとした。しかし、あまりやりすぎて飽きてしまのは良くない。毎日少しだけ絵を描くのを日課にした。
作品を公開するInstagramアカウント(shiba.art.online)を開設すると人気が出て、数千円で絵が売れるように。インターネットって凄い。
並べてみると凄く価値のある作品のように見える。まさか作者が犬だとは…。中には60万円を出してくれた人もいた。
あまりにも豪快で壁にもはみ出てしまうので黒いビニールを敷いている。
どやあ!
ダイナミック!
犬は何を考えているのだろうか。
アウとローは柴犬の意志を尊重して「飽きてしまったら無理に続けることはしない」と宣言している。幸いにもアート活動はずっと続いており、ファンは着実に増え続けている。
アートの価値は見抜くのが難しい。
「新作できました」
にっこり。
YouTubeには実際に描く様子がアップされている。飼い主が助手となって筆を渡す係を担当しているようだ。
2019年の芸術界を騒がせるのはきっとこの柴犬だろう。すごい新人が現れたものだ。
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