先輩社員「2年目の若手が上座のトイレ使いやがった!」そんなマナーあるのかとざわつく…
netgeek 2018年10月4日
|
出張時にみんなで一斉にトイレに入ったら…。
一番の若手が上座の便器を使用していた。
もう2年目なのに。
俺は気にしない人だからいいけど、万が一取引先の人と一緒だったらどうするんだろう。
今後の彼のためを思ったら言ってあげた方が良かったんだろうか。
まあ仕事は教えてもマナーまで口出すのは野暮か。
あくまで自分は気にしないと前置きしつつも、他の人は許さないと示唆している。わざわざこんな陰湿な記事を書くぐらいだから本人が最も気にしているだろうになんと矛盾した人か。
この記事は大きな波紋を呼び、ネット上でざわめきが広がった。
そもそもトイレに上座、下座があるという話は聞いたことがない。上座は手前か奥どちらなのか。
この点について気になったので調べてみたら面白いことが分かった。なんと人によって言うことが180度違うのだ。
まずアサ芸PLUSでは「一番奥が上座となる」と解説されている。これは部屋やエレベーター、タクシーの上座と同じ論理だと推察される。
しかし、President Onlineの記事「野村証券の社員が”奥のトイレ”を使う理由」では野村ホールディングスの永井浩二CEOが「手前のトイレは忙しい人のもの(上座)なので、我が社の社員は急いでいないなら奥を使うでしょう」と正反対のことを言っている。
この他にも色々と検索してみたが、トイレの上座・下座に言及しているサイトは少なく、情報が手に入らない。…ということは要するに正式なマナーとしてトイレに上座・下座はないのではないか。
気になるのは冒頭のブログを書いた社員がどこでトイレの上座について学んだのかということ。マナー講師の金儲けに利用されているだけという気がしてならない。
トイレに上座・下座ってあるの?https://t.co/FboTNORgun
— netgeek (@netgeek_0915) October 4, 2018
Comments (4)