玉城デニーが勝った沖縄県知事選、5つの切り口で分析してみる
netgeek 2018年10月1日
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さきま淳を破り、玉城デニーが勝利した沖縄県知事選。各社が集めたデータを元に様々な切り口で選挙を振り返ってみたい。
5つの分析。
1.まず玉城デニーとさきま淳の差は約8万票であった。最終的には396,632 対 316,458に。
2.年齢別で見ると10代・20代ではさきま淳が優勢だった。30代で互角になり、40代以上で差がついたというところ。これは日頃「ネットで情報収集するか」という違いに因果関係があると思われる。
3.支持政党別1。実は自民党支持者でも17%も玉城デニーを応援している人がいた。逆に野党についてはさきま淳支持という人はほぼ皆無だ。
4.支持政党別2。全体の41%もいる無党派が玉城デニーを支持した。ここでかなり差がついた。
5.男女別。どちらかと言うと女性のほうが玉城デニーを支持する傾向にある。
総括すると、さきま淳の敗因は無党派層と中高年からの支持が弱かったから。中高年にあわせて政策を変えたり、あるいは中高年の思想自体を変えたりするのは難しいので、次に狙うなら無党派層だ。
そもそも選挙前から知名度の段階で玉城デニーのほうが圧倒していたように思える。まずは「さきま淳」という名前を有名にすることが肝要だ。
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