【炎上】五輪ボランティアの応募フォームが入力に30分かかる地獄
netgeek 2018年9月28日
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おかしい箇所を見ていこう。
まずサイトにアクセスするとデザインがごちゃごちゃしすぎで、サイトの導線もめちゃくちゃ。
ボタンをたくさん配置するのではなく、上から下にスクロールする過程で必要事項を読ませ、最後に応募フォームのボタンを1つだけ置いてはどうだろうか。
入力には30分かかるという文字が目に飛び込んでくる。今までそんな入力フォームは経験したことがない。
ちなみに入力前にマイページ入力マニュアル(PDFファイル)を読むよう書かれており、これも非常に面倒。実際には細々とした手間で30分以上かかる。
写真も必要。手元になく、用意するのにまた時間がかかるという人もいるだろう。
そしていざ入力画面に飛ぶと、なんと英語のページに。Google、Facebook、LINEのいずれかのアカウントが必要?いやこれはメールアドレスでもいけるのか?
なんとか英語を読んで進むとなんと英語の入力フォームに遷移してしまう。正しくはこの時点で右上の日本の国旗を押して日本語版表示に切り替えるべきらしい。なぜはじめから日本語表示にしておかないのか…。
生年月日の入力でエラーが出た。入力が「DDMMYYYY(日、月、年)」という日本人には馴染みのない海外仕様になっているのが落とし穴。また、カレンダーの下の選択肢に「今日」があっておかしい。
ソースコードを見ると、色々おかしいとのこと。
この他にもツッコミ所は多数あり。エラーも頻発し、これでは多くの人が途中で嫌になって挫折してしまう。
一体どこの会社が作ったのか。
Atosというロゴが表示されており、このフランスのシステム会社がIOC御用達であることが分かった。
今回の応募フォームは2006年トリノ大会で作ったものを使い回しているようだ。だから言語や生年月日が海外仕様なのだ。
五輪ボランティアのタダ働きを擁護する小池都知事はこの応募サイトについてどう釈明するのか。
おそらく大多数の中高年が途中で挫折してしまい、応募を取りやめるだろう。これならば素人でも無料で簡単に使えるGoogleフォームでよかったのでは…。Atosにいくら支払ったのかが気になる。
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