猫シェルターで毎日ブラッシングするテリーさん(75)の話
netgeek 2018年9月23日
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猫シェルターを運営するSafe Haven Pet Sanctuaryが公式FacebookページにてTerry Lauerman(75)という一人の男性を紹介した。どのような紹介だったのか翻訳してお届けしたい。
猫と昼寝をしているテリーさん。
見たところ猫も懐いているようで非常にほんわかした雰囲気。このテリーさんについてスタッフは次のように語る。
「ある日やってきてブラッシングしていいかと尋ねられたんです。そして一匹ずつブラッシングを始めました」
テリーさんは毎日このシェルターにやってきて片っ端から猫をブラッシングしていく。
よく途中で睡魔に襲われて寝てしまうのだが、起きたらまたブラッシングを始める。全ての猫のブラッシングを終えて帰るまで滞在時間は3時間。テリーさんは全ての猫の好き嫌いを把握しており、非常に優秀だ。
シェルターはテリーさんのおかげで仕事を減らすことができて「もはや公式のスタッフです」とコメントした。全ての猫を綺麗にブラッシングするのはどんなに早くやっても意外と時間がかかるのだろう。
優秀なボランティアスタッフであるテリーさんが猫とすやすやと眠る写真をFacebookに投稿したところ、瞬く間に拡散された。
シェルターが有名になったこともあって寄付は劇的に増えた。これまでは月に3,000ドル~4,000ドル(33万6千円~44万8千円)だったのが今週は3万ドル(360万円)になったのだ。
増えた寄付金でさらに猫を保護し、新たに猫の居場所を確保したり、獣医代にあてたりする。テリーさんは無類の猫好きなのだろう。そして猫もそのことを理解しており、テリーさんが寝てしまっても側にいる。
とある猫シェルターの素敵なエピソードであった。