尾田栄一郎のONE PIECE、横井軍曹を「残った唐揚げ」に例えて炎上
netgeek 2018年6月13日
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人気漫画「ONE PIECE(89巻)」の表紙カバーに尾田栄一郎の問題コメントが載っているとして批判の声が殺到している。本人は面白いと思ったのだろうが、あまり笑えない。
最新の89巻に問題のコメントが!
残った唐揚げを横井軍曹と呼び、さらには「誰か戦争終わらせて!」と言う尾田栄一郎。政治ネタには疎くて反感を買うと気づかなかったということだろうか。横井庄一軍曹は太平洋戦争終結から28年が経ってもグアム島で戦い続けた人物。
※イラストの参考にされているのは小野田少尉だと思われる
ネット上では以下のような反論が飛び交った
・お国のために戦った人を馬鹿にすべきではない
・不謹慎
・横井軍曹は悪いことはしていない
・ネタにすることではない
・編集担当がとめるべき
・これは謝罪して撤回すべき
・回収すべき
Amazonのレビューも荒れ気味。最低評価が最も多くなっている。
子供向けの漫画を描く尾田栄一郎としては面白いギャグだと思ったのだろう。しかし、世論は好意的には受け止めず、むしろ炎上してしまう結果となった。もちろん許容範囲だという人もいるが、そうでないという人も多い。
▼尾田栄一郎。現在は43歳。
ところで手塚治虫は「漫画において基本的人権だけは絶対に茶化してはならない」 と主張していた。
・戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと
・特定の職業を見下すようなこと
・民族や、国民、大衆をバカにするようなこと
1977年に書かれた本だが今になっても大変参考になる内容だ。
ワンピースは日本中の人から愛されている作品なわけで、今回の炎上については誠実に対応したほうがいいのではないだろうか。漫画の本筋とは全く関係ないところで、アンチをつくってしまうのはよくない。
ワンピース89巻の尾田栄一郎「残った唐揚げに名前をつけることにしました。横井軍曹残ってるよ!誰か戦争を終わらせて!的な」
— netgeek (@netgeek_0915) June 13, 2018
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