【悲報】立憲民主くん、味方のはずの籠池サイド山口貴士弁護士に罵倒される
netgeek 2018年3月29日
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仲間割れが起きているのだろうか?
刑事訴追を理由に証言拒否することは、裏を返せば「はい、事実です」「やりました」と認めているということ。ある意味非常にわかりやすい。#佐川宣寿 #証人喚問
— 立憲民主くん (@rikken_minshu) 2018年3月27日
佐川元長官が国会に証人喚問された件について、立憲民主くんは裏を読んで証言拒絶権を使ったということは都合が悪いからと分析する。この投稿に対して、山口貴士弁護士が反論のツイートを投稿した。
憲法38条1項「何人も、自己に不利益な供述を強要されない」、刑事訴追を理由とする供述拒否権は憲法の保障している基本的人権です。「立憲」が泣きますよ。 https://t.co/pFvLxVEJua
— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) 2018年3月27日
短い文で立憲民主党の矛盾を突き、存在意義を疑う文章はかなりの切れ味。この投稿は籠池サイドの弁護士と言えどもあっぱれだとネット上で大きな話題になった。
山口貴士弁護士は証人喚問の際に補佐人として登場し有名になった。
色々と調べるとオタク界隈に詳しく、仕事でもそれが活きているとのこと。
もしかすると少し変わった人だから立憲民主くんに失礼なことを言ったのかもしれない。今や打倒安倍総理を狙う籠池前理事長としては立憲民主党を嫌う理由はないように思える。
さらに言えば立憲民主くんの分析はあまりにも短絡的であるように思える。
佐川元長官が誰かをかばっている可能性もあるということを忘れてはならない。例えば自分は文書改竄を指示していないが途中から部下が指示を出したことを知った。その場合、まさか部下を売るわけにはいかないから指示については一切黙秘するのが得策だろう。もし「私は指示を出していない」と証言すると、では誰のせいなのかとまた新たな犯人探しが始まってしまう。佐川元長官はすでに辞任しており、潔く責任をとっているのだからこれ以上組織の傷口を広げたくないだろう。
山口貴士弁護士はその後、証人喚問では野党の攻め方があまりにも下手だったと指摘した。これは橋下徹氏や八代英輝弁護士と全く同じ意見だ。
尋問において真実と本音を引き出す技術というのは、理論と実践によって高められる専門性のある技術であるということを知らない人が多すぎると思います。
— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) 2018年3月28日
法廷で頭脳戦を繰り広げる弁護士からすれば野党議員にはあまりにも戦略がないように思えた。証言拒絶権を持っている相手に対して「改竄を指示したのか?」と直球で聞いても黙秘されるに決まっている。野党議員の質問が間抜けなものばかりで結局、佐川元長官は56回も「刑事訴追の恐れがあるので…」と証言拒絶権を使うことになった。
攻めるならもっと新しい証拠や証言を突きつける、別の話題から矛盾を突く、事前に佐川元長官と取引し口裏をあわせておくなど外堀を埋めておくべきだった。
証人喚問は魔女裁判だったという批判も聞かれる。勝負に負けた後に文句を言う野党議員、「ますます疑惑は深まった」と報じるマスコミ、そして自身のアイデンティティを否定してしまった立憲民主くんが哀れでならない。
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