Amazonの梱包、「それは重ねればいい」と話題に
netgeek 2018年1月18日
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歌舞伎町でバーを経営する男性による投稿。
▼届いたのは大きな段ボール2つ。
▼中身は洗濯カゴ。そしてもうひとつは…。
▼同じもの。購入者は思わず驚いてしまった。要するにこれは…。
▼重ねて送ればよかったのでは…。
出典:https://twitter.com/AmazonHelp/status/952851086800453632
男性は「重ねろや!」という文章とともにこの画像を公開。投稿はTwitterで3万以上もリツイートされ、大きな注目を集めた。投稿が拡散される中で同じように不可解な梱包を経験したことがあるという人が続々と体験談を話し始めた。
▼時計用の電池(1cm)※バーコードの下に隠れている。
出典:https://twitter.com/unpeco/status/953264003672715264
▼マイクロSDカード
出典:https://twitter.com/Tapercore/status/953449483374804992
Amazonは業務効率化を図るためにあえて無駄を生み出しているということなのだろうか。今や倉庫は人力ではなく、ピッキングロボットがせっせと働いているという。事前にプログラミングされたロボットの仕事なら重ねるという発想がなかったのも納得だ。
その後、Amazonは冒頭の男性にリプライを送り、丁寧な対応をとった。
リプライ失礼いたします、アマゾンです。このたびは、商品の梱包についてご不快の念をおかけし申し訳ございません。商品に問題はございませんでしたか。よろしければ、今後の改善のため、注文履歴の「梱包についての意見を送る」よりご意見をお聞かせいただければ幸いでございます。ET
— Amazon Help (@AmazonHelp) 2018年1月15日
これに対して投稿者は「きっと以前、重ねて出荷時に問題が起きたのだと思います」と返答。
こちらこそ、かえってお気遣いいただきまして、恐縮です。商品に問題がなかったとのことで、安心いたしました。これからもお客様のお声を大切にし、より良いサービスの提供に努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。ET
— Amazon Help (@AmazonHelp) 2018年1月15日
便利なサービスを提供してくれるAmazonだが、梱包の仕方はまだ改善の余地がありそう。
かつて検索エンジンでは、人力で処理する方法を選んだYahooに対し、アルゴリズムで勝負したGoogleが勝利するということが起きた。特筆すべきはGoogleのアルゴリズムは当初はYahooに負けており、いまいち信用されていなかったという点だ。
10数年かけてアルゴリズムの改善が進み、ウェブ上の情報量が爆発的に増え始めてから結局Googleのやり方が正しかったと証明された。
おそらく倉庫のピッキング業務でも同じことが起きるのではないだろうか。テクノロジーは日進月歩。Amazonはきっと改善策を考えているだろう。