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BBC「イギリスの労働生産性が低すぎてヤバイ」 ※左端の国に注目

netgeek 2018年1月1日
 

G7の労働生産性が発表されたことを受け、イギリスの公共放送局であるBBCがイギリスの労働生産性の低さを特集した。

だが最下位の国に注目してほしい。やけに見覚えのある国だ。

出典:https://twitter.com/KazumichiH/status/916511622956408833

こちらは早稲田大学文学学術院の橋本一径教授がTwitterに投稿したもの。日本の労働生産性の低さを如実に表すグラフだとしてネット上で拡散され、その後、様々な意見が飛び交うことになった。

最新の調査では日本の労働生産性はG7の中でずっと最下位。

OECD各国の中でみても日本の46.0という数字は平均の51.9より低いことが分かる。

労働生産性の計算の仕方については色々あるので議論が散漫になりがちだが、社会人であれば日本人が日々いかに非効率的なことをしているかについて日々実感していることだろう。具体的な解決策があるのに、会社の上層部がそれを許さない。あるいは提案する機会すらない。

とりわけ日本の大企業はいつまで経っても古いやり方を続けており、なかなか改善に繋げることができない。例えば年功序列という仕組みが日本社会のみならず世界からバッシングされるようになってもなお事実上の年功序列を崩せていないという企業は多い。

厚切りジェイソンは日本人の生産性を上げる方法を聞かれ、シンプルなアイデアを提案した。

もっともな助言だ。日本人は効果のないことを盲目的に続け、少しでも反発があると非科学的な精神論を持ち出して反論する傾向にある。改めて生産性という観点から仕事を見直せば労働時間はぐんと減るはずだ。

なお厚切りジェイソンはこの他にも非常に有益なアドバイスをしてくれている。ざっとまとめてみた。

・日本の残業制度は仕事が遅い人に報酬を与える間違ったインセンティブ。これでは効率性が悪くなり、競争力がどんどんなくなる。その結果、グローバルで負ける。

・努力しているときは目標に近づいているか確認すること。そうしないと無駄な努力が生まれる。

・努力しても成果が出なければ大胆にやり方を変えるべき

・職場の労働環境が悪かったらすぐ辞めることを推奨

・仕事選びの軸は(1)楽しい(2)成長できる(3)社会に貢献できる(4)自由がある

日本人はまず労働のグローバル化を目指すにあたり、「苦労は美徳」という固定概念を崩す必要がある。仕事の成果は業績に直結する指標で測るべきであり、時間で測るべきではない。

おまけ2つ。

(1)アメリカの配達業者は生産性重視。「盗難被害より再配達のほうがコストが高い」

出典:https://twitter.com/cornwallcapital/status/935352461295992832

(2)銀行の縦社会が半端ない。みずほ銀行ローン相談会で見た光景。

出典:https://twitter.com/denwa_oniden/status/929515957604696064

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