台湾の消防士が教えてくれた「体に火がついたときの対処法」。顔を手で隠すの大事!
netgeek 2017年12月28日
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台湾の消防士が体に火をつけて消火実験を行った動画がネット上で拡散されている。身を守るために何をすればいいのか、是非一度は目を通しておきたい動画だ。
実際に着火する迫力満点の映像。
大事なのはパニックになって意味もなく走り回らないこと。火と煙は上に向かうので、走っている間に顔と呼吸器が焼けて致命傷になる恐れがある。
まずは落ち着いて手で顔と鼻、口を覆うこと。
次に転げ回って火を消す。この間も顔は覆ったまま。確かにこの方法だと火と煙が顔に向かわない。
火が消えるまでは意外と時間がかかるかもしれないが、しぶとく転がり続ける。
タバコの火を消すときに灰皿に擦り付けるのと同じ原理だ。
この方法は海外では小学校で最初に習う知識なのだという。ざっと調べたところ、分かりやすいイラストを散見することができた。
ネット上の意見としては「転がって火を消す方法は知っていたが顔を覆うという発想はなかった」と言う声が多く聞かれた。
日本の消防本部も着衣着火の対処法として全く同じやり方を紹介してくれている。※こちらの動画は着火はなし
事前知識がいざというときに自分の体を守る。海外では学校で教えられる知識なのに、日本ではほとんどの人がこの知識をもっていない。是非とも家族や身の回りの友人・知人に教えてあげてほしい。