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北村晴男弁護士「両方の論拠を見せて国民に判断させるのがマスコミの役割」

netgeek 2017年8月2日
 

「行列のできる法律相談所」でお馴染みの北村晴男弁護士が加計学園問題について言及し、マスコミの偏向報道が民主主義を歪めていると批判した。

普段は冷静沈着な北村晴男弁護士が怒りながら力説する4つの主張。

(1)「影響力の大きいワイドショーが加戸前知事の証言を放送しなかった。おかしい!」

北村晴男「朝日新聞はそんなに読んでる人多くないですから。多くの人たちはワイドショーを見ていて、国会中継を見ている人は非常に少ない。国会中継の中からワイドショーが取り出した証言を見て判断されているんですよ。前川さんの発言だけを取り出して、加戸さんの発言を取り上げたワイドショーは全くないんですよ。これがびっくりするんですよ」

百田尚樹「最初は全くなかったですよね。しかも新聞も書かなかった」

(2)「マスコミの報道しない自由は民主主義を歪めている」

北村晴男「加戸さんはこう言ったんですね。報道しない自由があるんだと。それは印象操作に使われるということをおっしゃったんだけど、僕は一般論では報道しない自由はあると思うけど、これは違うと思う。Aという主張とBという主張があってBの論拠は取り上げないというのは民主主義では絶対に許してはいけませんよ。裁判でも一緒。有利な証拠だけを見れば裁判官はそちらを勝たせます。国民もそう判断する。これは民主主義を歪めることになりますから公器としての報道機関は絶対にしてはいけないんですよ。両方の論拠を十分に提示して国民に判断させる。社説で言うのは構いませんが…。でも日本のテレビ局はこれをやっています」

(3)「前川喜平は岩盤規制で権力を誇示して天下り先をつくってきた」

北村晴男「文部科学省はなぜ天下りを受け入れさせられるのか?文部科学省は3,000億円の補助金の分配も、認可するかどうかも決められる。認可しなければ大学側は文部科学省の力を思い知って、言うことを聞くようになる。つまり岩盤規制を強固にして権力を見せれば、文部科学省の役人はすごいとみんなに思わせることができる。それをやってきたのが前川さんなんですよね」

(4)「最も説得力があったのは加戸前知事の証言。それを無視したマスコミは終わっている」

北村晴男「マスコミは具体性のない訳の分からない前川さんの証言のみを取り上げて、『我々は獣医師が不足して困っていたんだ。あんなひどい行政はない』という文部科学省出身の加戸さんの証言を報道しない。どうなってんですか!?日本のマスコミは終わってますよ。完全に」

マスコミの偏向報道についてはこれまでも多くの有識者が批判の声をあげてきた。それが今回、新たに加わるようにして北村晴男弁護士が参戦し、裁判に例えて現状が不公平だと説明した。

もっとも、ここで紹介した映像はネット配信の番組。既存のテレビや新聞では絶対に放送できないメディア批判だろう。

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