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世界に負けるな!日本で活躍する5つの国産バイラルメディアまとめ

netgeek 2014年4月18日
 

すでにネット上にある画像や動画といったコンテンツをキュレーションし、SNSでの拡散を中心にアクセスを集める新しいメディアを「バイラルメディア」という。この新しい形のメディアは海外を中心に急成長しており、buzzfeeやbusinessinsider、Upworthyといったサイトが有名どころだ。最近はニュースで取り上げられることが多くなってきたので、日本人でも一度は耳にしたことはあるのではないだろうか。

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すでに最大手のbuzzfeedは日本進出を決定しており、「2014年、ベンチャー界の最大の目玉はバイラルメディアだ」という声も多数聞かれるようになってきた。最近ではその波に遅れまいと国内でも新たにバイラルメディアを立ち上げる人もちらほら。初期コストがほとんどかからないため、参入しやすいのだろう。

しかし、日本には昔から活躍していたバイラルメディアがすでにあるのだ。「バイラルメディア」という言葉がなかっただけで、動画や画像をキュレーションして紹介するまとめサイトは以前から存在していた。

この記事では一部のファンの間で有名だった「元祖」ともいうべき国産バイラルメディアを紹介しよう。

(1)カラパイア

karapaia

http://karapaia.livedoor.biz/

パルモという女性管理人が2007年から運営している老舗サイト。動物、ミステリー、風景といったジャンルを中心に動画、画像を中心とした記事が更新される。現在は一日のPV70万前後とかなり大規模なサイトだ。

(2)らばQ

rabaq

http://labaq.com/

神奈川県橋本にあるサイトピース株式会社が運営するニュースサイト。ライブドアブログを使っており、スタッフは3人。こちらもカラパイアと同じく2007年から運営されている。海外サイトの翻訳紹介記事などもよく投稿される。

(3)小太郎ブログ

kotarou

http://www.kotaro269.com/

ライブドアブログで運営されていたが、ブロマガが開放されたタイミングで移転した小太郎ブログ。記事内容はカラパイア、らばQと同じような方向性。

(4)秒刊サンデー

byoukan

http://www.yukawanet.com/

湯川晃という男性が運営していたのだが、いつからか静岡県にある有限会社玉屋が運営するようになっていたニュースサイト。twitterやネット上で話題になったことを記事にしている。PVは一日20万ほど。

(5)ひろぶろ

hiroburo

http://www.hiroburo.com/

一度は閉鎖したが、別の第三者によって元のデザインそっくりなまま謎の復活を遂げたひろぶろ。元の管理人、ねじれ氏は会社員の傍らで長年ブログ運営を行っていたのだが、なぜサイトを消してしまったのかは定かではない。「毎日の更新が嫌になった」、「会社が副業禁止だったのに副収入があることがバレた」などと噂されている。

その他
すでにネット上にあるコンテンツをキュレーションするという意味ではバイラルメディアとは少し違うかもしれないが、SNSで大量拡散されるサイトをいくつか紹介しよう。

GIGAZINE
http://gigazine.net/

ロケットニュース
http://rocketnews24.com/

ライフハッカー
http://www.lifehacker.jp/

GIZMODE
http://www.gizmodo.jp/

いかがだろうか。実は日本にも動画・画像紹介サイトはけっこうたくさんあるものなのだ。

もともと日本のネット文化は世界に先駆けて発達している。笑いを表す「wwww」は海外で使われる「LOL」よりもwの数で盛り上がり度を示せる点で優れているし、顔文字や独特のネット用語は圧倒的に日本が先行している。最近は海外のバイラルメディアばかりがマスコミに取り上げられて注目を集めがちだが、日本にも立派なサイトが昔からあって独自の文化を育んでいるということに改めて光を当てたい。

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