netgeek

6

「フランチャイズのバイト罰金には関与しない」と言っていたセブンイレブン本部、全国ニュースになって慌てて対応を変える

腹BLACK 2017年1月31日
 

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+

アルバイトの女子高生から休んだペナルティとして罰金を取っていたセブンイレブン。本部は「フランチャイズだから関与していない」と保護者に話したにもかかわらず、その後、全国ニュースになってから「返金を命じた」と対応を変えたことが分かった。

ネット上の告発がなんと新聞に。これは大事になってきた。

sevenbakkin

前回の記事:セブンイレブンの罰金制度が炎上「風邪で代わりの人を見つけられなかったからペナルティ9350円」

事件の概要はこうだ。ある女子高生がアルバイトしていたセブンイレブンでは休む場合に代わりの人間を見つけるのがルールになっており、見つけられなければペナルティとして罰金が徴収される仕組みになっていた。

これに気づいておかしいと声をあげたのが保護者。ネット上で給料明細とそれに貼られたふせんを公開した。

sevenpenalty (1)

聞いたことのないペナルティにみんなが驚き、「これはさすがにおかしい」と指摘する。その後、保護者は各方面に懸命に改善を求めるも一向に取り合ってもらえず、大変苦労した。具体的には以下のように動いていた。

(1)親がオーナーに電話するも「みんな納得しているルールです」

(2)親が本部に抗議するも「フランチャイズなので関与していない」

(3)親が労働基準監督署に相談し「違法」という判断を貰う

(4)親が労働基準監督署の面会予約を取る

めちゃくちゃなルールを押し付けたオーナーが抗議を突っぱねるのはまだ分かる気もするが、ひどいのはセブンイレブン本部。明らかに労働基準法に違反するルールであり、また倫理的にも高校生バイトから9,350円も罰金を取るというのはおかしいと分かるはずなのに「フランチャイズだから」と対応を放棄した。

フランチャイズのオーナーに対し「違法なことをするなら契約を切る」と言えば一発で改善が図られたはずなのに、どうして何もしてくれなかったのか。結局、保護者はわざわざ時間をつくって労働基準監督署の力を借りることになった(2月2日が面会予定)。

そしてこのニュースはネット上で拡散し、ついに大手メディアも続々と報じ始めた。

NHK:セブン-イレブン 欠勤でアルバイト代差し引く

ハフィントンポスト:セブンイレブン、バイト病欠の女子高生に「罰金」で謝罪

産経ニュース:風邪で休んだ女子高生、バイト代9350円減額「ペナルティ」 セブン-イレブン店舗、労基法違反

中でも注目すべきは毎日新聞の記事。セブンイレブン広報の発言がずれている。

広報センターの担当者は毎日新聞の取材に(中略)「労働者に対して減給の制裁を定める場合、減給は1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が賃金総額の10分の1を超えてはならない」と定めた労基法91条(制裁規定の制限)に違反すると判断したという。

厚生労働省労働基準局の担当者は「代わりの人間を見つけるのは加盟店オーナーの仕事」と話す。

http://mainichi.jp/articles/20170131/k00/00m/040/122000c

今回炎上したのは罰金の金額が多すぎるという話ではなく、高校生バイトから罰金を取るのが変なのではないかという話だ。そもそも休んだ理由も風邪という正当なもので、店に連絡は入れてあった。代わりの人を見つけるのは店側がするべき仕事であろう。

オーナーはただひたすら自分が楽をするためにバイトに過度な責任を押しつけ、ブラックな労働環境をつくっていた。

seveneleven

しかもそれは明らかに法律を無視したものだった。雇用者と労働者では圧倒的に雇用者のほうが力関係が強く、往々にして劣悪な労働環境が生まれがちだ。それを防ぐために労働基準法が定められているのに企業が堂々と法律を無視するのは許されない。

バイトにペナルティを課していたオーナーは自分自身がペナルティを受けるべきであろう。

▼この記事が面白かったらいいね!

▼この記事をシェアする









▼netgeekをフォローして最新情報を受け取る


Comments (6)

  1. >>フランチャイズのオーナーに対し「違法なことをするなら契約を切る」と言えば一発で改善が図られたはず
    正気じゃない。今はオーナーのなり手が居なくて本部も困っている状況。
    本部はオーナーの味方。ここまで大きくなったので話は変わってきたが、本部に従業員が助けを求めてもオーナーに告げ口され解雇されるというのは昔から有名な話。

     
  2. netgeekの例えも余計な部分はあるけど、フランチャイズオーナーと本部の関係云々ってより労働基準法違反じゃないのって事でしょ?

    >告げ口され解雇
    これだって内容によっては問題だね。

     
  3. この問題の根本はフランチャイズ本部が加盟店に過度に加盟店料金を課している事にあると思う。加盟店料金が高い為に最低賃金でしかバイトを雇えない。(セブン本部の利益は一千億以上と日本トップクラスなのに)バイト人数も店の運営に必要なぎりぎりの人数しか雇えないし、賃金が低い為なかなか集まらない。結果、バイトが一人でも休むと店の運営ができない為休まれるのを極端に嫌う。
     病欠がでるとオーナーが代わりに出勤することになるが、人員不足等でオーナーの勤務時間は超人的、友人のオーナーは月300時間は当たり前で、オープン以来5年以上休んだ事がない。今国会で長時間労働問題が議論されているが月300時間勤務といえば、1日8時間×21日=168時間が標準労働時間とすると132時間も時間外労働をしている事になり、過労死危険の80時間を大幅に超えている。早朝から10時間程度勤務し、2~3時間休憩して再び夕方から深夜まで勤務、睡眠時間4時間弱でまた早朝出勤するのは日常茶飯事だそう。
     オーナーは事業主といってもフランチャイズ契約で様々な制約を課せられており、人がいないからといって深夜営業を止めたり休業日を設定したりできず、自分ですべてカバーしなければならず、正常な判断を欠くぐらい追い詰められることもあるのでは。
     フランチャイズの仕組みそのものを改善しないとこういった問題は解決できないのでは。
    まずは現在国会で審議されている長時間問題でフランチャイズオーナーの勤務時間も議題に取り上げてみるのも必要かと。(何せコンビニのフランチャイズ店舗だけで6万店弱のあるのだから)
     

     
  4. ふむふむ、なかなかわかりやすいよ、コンビニ兵さん!しかし親からしたらかわいい娘がこんな仕打ちを!と思うのも理解してしまう

     
  5. ここまで馬鹿なのは滅多に見ないけどフランチャイズ店なら色々あるからねえ・・・なんにせよ今回の一件でここは余程売上のいい店舗でもない限り契約切られておしまい

     

Leave a Comment




Login to your account

Can't remember your Password ?

Register for this site!