オスプレイに放射性物質が含まれていたと騒ぎ立てる人が登場。それはターゲットマークだ放射脳
netgeek 2016年12月17日
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沖縄県名護市でオスプレイが墜落した件について、とんでもない勘違いをしてデマを流している人物がいる。正しい情報をまとめておきたい。
「オスプレイに放射性物質が含まれていた!」。指摘したのは田島さんという方。なんと2,500リツイートもされている。
海に散らばったオスプレイの破片を見て、黄色と黒のマークが放射性物質の危険性を示していると考えたようだ。だが、これは大きな勘違い。このマークはターゲットマークというもので移動距離やヘコミなどを測定する目印にされるもの。
▼ターゲットマーク。車の衝突実験のときによく見かけるマークだ。
▼放射能マークはこちら。レントゲン室の前などにつけられている。
オスプレイの事故は給油の訓練中に起きたので、おそらく機体にターゲットマークを貼ってデータを測定していたのだろう。
さて、初歩的な誤りに気づいていない田島さんは陰謀論をどんどんと唱えていく。
▼写真はアメリカの海兵隊が規制する前に撮られたもの。アメリカはこの事実を隠そうとしている!?
▼過去の事例。
▼不安が的中したらしい。
▼素手で掴んだ人が気がかりらしい。
▼テレビでは放射能について触れなかったと指摘。これは大変な陰謀論だ…。
勝手に勘違いして暴走する様子が面白い。放射能のことしか考えられない放射脳はこうも妄想を膨らませてしまうものなのか。
黄色と黒色なら放射性物質に見える放射脳、阪神タイガースはどう見えるのか聞いてみたい。
【追記】
本人が間違いに気づいて訂正した。
この表現を使うなら、阪神タイガースは放射性物質によく似た野球チームといったところか。どうしても放射能から離れられない放射脳の表現力は異次元だ。
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