市場ずしの大量わさび嫌がらせ、日本人にもやっていたことが判明
netgeek 2016年10月3日
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前回の記事:大阪の「市場ずし」が外国人に大量のわさびを入れて嫌がらせ。韓国で大炎上中
事態が発覚したのは、趣味で飲食店の評価を9段階でつけているブロガーが2015年10月に次のように記していたため。
なんば駅界隈にあるお寿司屋さん、市場ずし。どうやら何店舗かあるようで、社長はずいぶん横柄な人で嫌われ者という噂があったりなかったり(^^;
そのうちの中央店にぶらりと入ってみました。肉ばっか食べるの休憩して、ぼちぼちお寿司を始めようかと思いまして。(中略)
ちなみに高島屋から近い難波店にも何度か行きましたが、こちらにはいかにも頑固そうな、しかし腕はいいんだろうなというすし職人さんがいます。たまにロシアンルーレットのようにワサビが大量に入っていることがあるのが困りもの。明らかにわざとなので、何らかの理由で「はよ帰れ」というサインに違いありませんが、心当たりがないのでサビ抜き注文で対応。また来ますね^^
当初、市場ずし経営陣の発表では「外国人はわさびを多くしてほしいとリクエストがあるので、サービスとして多くしていた」と説明していた。だが、矛盾点は多い。
・チェーン店全体のサービスなら、なぜ難波店だけ異常にわさびが多いと炎上したのか
・わさびの嫌がらせ以外にも差別的な暴言があったと複数の外国人(日本語が分かる者)が証言している
・わさびは「サービスで多くしている」というレベルではなく、絶対に鼻が痛くなってまともに食べられない量だった
・難波店に一人だけ問題のある職人があると指摘されている
▼罰ゲームレベルの大量のわさび。通常の2~3倍といったところ。手が滑ってもこんなに入るはずはない。
難波店には明らかに頑固で気難しい職人がおり、故意に嫌がらせをしていたと推察される。そのような状況にあったにもかかわらず、経営陣の「わさびを多くするサービスだった」という説明は不誠実だろう。これでは炎上が収まるはずもない。
そして今回、難波店が日本人相手にも嫌がらせをしていたと証言が得られたことで、事態は大きく進展する。
ブログを執筆した人(日本人)は「明らかにわざと」「ロシアンルーレット」とまで書いており、これが店側の「外国向けサービスだった」という説明の反証になっている。しかも他の店舗では問題ないのに、わざわざ名指しで「難波店だけ」と書かれている点にも注目。
つまり、難波店に意地の悪い職人がいて、ちょっとした気分で大量のわさびを入れるいたずらをしていたというのが真実であろう。店側がちゃんと調査をしなかったあたりは何か闇を感じる。そもそも、外国人に対する暴言については絶対に同僚が耳にしているはずなのに、店側が「暴言については確認がとれませんでした」と発表したのはおかしい。
市場ずしは韓国を中心に盛大に炎上しており、テレビでも放送される事態にまでなっている。
▼市場ずし。回転寿司ではなく、カウンターで職人が握ってくれる。平均300円であわび750円、大トロ980円などと値付けを変えている。
▼頑固職人には問題ありとはいえ、寿司は美味しそう。
▼サーモン。シャリからはみ出すほど贅沢に大きく切っているところが嬉しい。
これが200~300円で食べられるならけっこうなお得感がある。難波店の問題ある職人については多くの人が顔を覚えているだろうから、今後メディアが取材を続ける中で特定されるに違いない。
▼現在のテレビ報道の様子。
市場ずしの社長は「サービスだった」などと誤魔化すのではなく、しっかり非を認めて謝罪したうえで職人に処分を下すべきだ。あくまでサービスと言い張るのならテレビカメラの前で大量わさびの寿司を美味しそうに食べることに挑戦してほしい。
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