堀江貴文が構想するスマホ投票と人工知能で選挙にイノベーションを起こすアイデアに感嘆
netgeek 2016年6月1日
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世をより良くするベンチャー経営者が政治の世界に変革を起こすならどこから着手するのか。ホリエモンは投票の仕組みを変えることから始めるという。
選挙についてまずホリエモンが着目したのは「投票が面倒くさい」という問題点だった。
堀江貴文「だって行ったこともない変な小学校とか体育館とか行くの面倒くさいもん。ぶっちゃけ。」
椎木里佳「最近はショッピングモールにも出すようになってきて変わってきたらしいんですけど」
堀江貴文「いやいやいや…」
堀江貴文「もうスマホだよね」
寺田有希「この政治家はどういう人で、この党は何やってるかって見られて、サクサクっと投票できたらいいですよね。検索できてそのままポチって投票したいですよね」
堀江貴文「なんならAI(人工知能)でもいいと思うよ。例えばTwitterの傾向を分析して政治家をレコメンドしてくれるの。Facebookで『あなたが投票したいのこの人じゃないですか?』って出てきてポチポチポチッと押して終わり」
寺田有希「それめちゃくちゃおもしろい!」
椎木里佳「いい!」
堀江貴文「政治家ってSNS使いこなせてる人が全然いないよね」 椎木里佳「多いですね」
堀江貴文「安倍晋三とか小泉進次郎ぐらいになれば分かるけど、名前も知らない政治家ってたくさんいるじゃん」
椎木里佳「ワンオブゼムですよね」
堀江貴文「そう、ワンオブゼムだし、一部の有名な議員しかアピールしてない」
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会話の中で出てきた政治家自身のことが分かりにくいということと、投票に行くのが面倒という問題を解決するにはやはりスマホ・PCで投票するのを可能にするウェブ選挙の解禁が最も効果的といえそうだ。
ちなみに同じようなアイデアは小栗旬と石原さとみ主演の人気ドラマ「リッチマン・プアウーマン」でも出てきた。
同ドラマでは国民一人ひとりに番号を割り当て、ウェブ上の「パーソナルファイル」で情報が管理できるというシステムが導入された。パーソナルファイルはもともとネクストイノベーション株式会社が開発したもので、将来もらえる年金や保険の加入状況などが確認できるものだったが、その後、小栗旬演じる日向徹は発展的なアイデアをどんどん出し始め、画像管理や選挙の投票機能までつけることを提案していた。
今で言うマイナンバー制度を応用すれば日向徹やホリエモンが提唱したウェブ投票が実現できるはずだ。スマホで簡単に投票が完了させられればこんなに便利なことはない。
理想のアイデアがどんどん出てくる動画はこちら。
まだまだ導入されたばかりのマイナンバーは情報管理の難しさばかりがメディアに取り上げられがちなのに反して、まだまだ発展する可能性を秘めている。ウェブページにマイナンバーでログインして投票できる仕組み、SNSと連携させてAIでオススメ議員が表示される仕組みなどが本当に実現されれば日本の選挙の仕組みは世界のスタンダードになるはずだ。
大人たちには任せておけない! 政治のこと 18歳社長が斬る、政治の疑問 椎木里佳 マガジンハウス 2016-06-16 |
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