「お前が受けるサービスの質はお前の態度と俺の気分次第だ」 スコットランドのパブの張り紙が好評
netgeek 2016年6月14日
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「お客様は神様」と丁寧に接する日本のサービス業の質の高さは、世界的にも大変高く評価されている。しかし、一方でこのお客様は神様精神に真っ向から反対するスコットランドのパブの張り紙が意外と好評を得ている。紹介したい。
話題になっている画像はTwitterに投稿され現在までに13,000以上リツイートされるなど反響を呼んでいる。日本では店側の過剰なサービスが非常識な要求をしてくる消費者を増長させることもある。
▼話題になっている張り紙。
横柄な客に屈することのない毅然とした態度に清々しささえ感じる。「お客様は神様をはき違えている人に見せてやりたい」「本来対価として払った分のサービスしか受けられないと知るべき」など、意外と好意的な反応が多数寄せられた。日本では「お客様は神様」という精神が広く浸透しすぎたせいか、悪質な客に対しても強気で対応することが出来ず、対応に苦慮するという場面を良く見かける。
しかし、日本にも「お客様は神様」精神をものともしないお店が存在するのもまた事実だ。
▼お客様よりも嫁さんの機嫌優先。
▼「仮病」と自分で言ってしまっている。
▼誰かスイッチ押してあげて!!
▼率直。
▼仕事よりもプライベートを優先させていて人生楽しそう。こういう生き方をしたいものだ。
▼ショックだったのかもしれない。
▼これは意味不明。勢いでごまかしている。
▼許せる理由。
▼逆パターン。色々と事情があるようだ。
こうして正直に説明されると思わずくすっと笑ってしまうので、嫌な感じはせずになんだが許せてしまう。最近よくファミレスやスーパーで横柄な客のトラブル対応に追われる店員さんを見かける。お互いに寛容さ、ユーモアのセンスがあれば、無用なトラブルも避けられるのかもしれない。
少しでも改善できることがあれば直す、より良いサービスを提供するように工夫するという風土は日本の誇るべき文化だ。しかし、最近の「お客様至上主義」はあまりにも一方的になりすぎている。これだけ多くの人が今回の張り紙に共感していると言うことは、そろそろこの風潮を見直す段階に差し掛かっているということなのだろう。
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