ホタルイカが綺麗に発光する富山の海岸はまるで銀河鉄道の夜のよう…
netgeek 2016年4月11日
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富山湾の春の風物詩の一つである「ホタルイカの身投げ」と新月の星空が織りなす夜空が美しいので紹介したい。銀河鉄道の夜のような幻想的な世界が作り出されている。
普段は深海で生息しているホタルイカは3月〜6月に産卵のために深海から富山湾にあがってくる。潮の満ち引きの影響で稀にホタルイカが海岸線に打ち上げられることがあり、これが「ホタルイカの身投げ」と呼ばれる。
▼満天の星空とホタルイカの身投げを写した素晴らしい1枚。なんとも幻想的。
▼美しい景色を見いだせるカメラマンの腕があってこその作品とお褒めの言葉。
▼普段は深海に暮らすホタルイカ。今の時期しか見ることが出来ない。
▼地平線まで続く「ホタルイカの身投げ」。一度は生で見てみたい光景だ。
▼ホタルイカは皮膚の中に700~1,000個の発光器を持っており、青白い光を放つ。宇宙から来た生き物という説が浮上するのも納得。
▼ホタルイカ漁もこの時期に行われる。漁の風景までもが幻想的だ。
▼ちなみに刺身は今のシーズンしか食べられない。
▼新鮮なホタルイカだと釜揚げの美味しさも格別。酒がすすむ絶好のおつまみ。
富山県には「ホタルイカ群遊海面」という国が指定した特別天然記念物が存在し、世界でもこれほどのホタルイカの群遊が見られるのは珍しい。冷凍のものや加工品は年間を通して食べることができるが、新鮮な刺身はこの時期にしか食べることができない。
富山県に行かれる際には、春の風物詩を風景と食の両方で堪能して頂きたい。