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【炎上】投資銀行を1年で退職した男性が日経新聞の捏造インチキ記事を告発

netgeek 2016年3月28日
 

「日経新聞の取材に協力したところ、事実と全く違う記事が公開された。さらに特定されないように一部の情報は伏せて欲しいという約束も守ってもらえず大変なことになった」。投資銀行を早期退職した男性がブログを開設し、自らの身に起きたことを公開して抗議している。

一体何があったのか順を追って説明したい。まずは3/24に日経新聞電子版に公開された記事を見て欲しい。

投資銀行・コンサル・商社 あこがれ企業1年目の現実

初めての就職活動は分からないことだらけ。直接企業に質問しづらいことも多いし、口コミ情報がどこまで信用できるかも不安だ。そんな悩みを解決する「就活探偵団」。就活生の様々な疑問に答えるべく、あなたに代わって日経記者が企業に突撃取材します。

報酬や待遇などでしばしば第1志望にあがる外資系銀行や大手コンサルティング事務所、総合商社。任せてくれる仕事の大きさの一方で、「激務」「成果主義」といったハードワー…

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO98757220T20C16A3000000/

記事は就活生に人気ながらも激務と噂される「投資銀行・コンサル・商社」の実態を追及すべく「就活探偵団」と称して日経新聞の記者が調査結果を報告するという内容。今回、日経新聞の不正を告発したのは、この中に出てくる都内有名私大卒の男性(24)だ。

「話した内容と全然違う。事実が捻じ曲げられている」。

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男性はブログ記事「マスコミの知人と話したら難聴で退職したことになった件」にて以下の点がおかしいと説明した。

・記事公開後、周囲から「これお前だろ」と複数の連絡があった

・勤務地は特定を避けるために書かないでほしいと念を押したのに書かれていた

・朝5時帰り、8時出社(睡眠時間3時間)は毎日であるかのように書かれていたが「そういう日もあった」という程度

・パワポのグラフが1ptずれていただけでやり直しを命じられた→そこまでこだわるのかと感心した

・「給料50万~60万円」というのは完全に捏造。一言も言っていない。

・ストレスで難聴になった→飛行機に乗ったときに気圧の変化がきっかけで難聴になった。

・会社はひどい扱いで退職に追い込んだ→会社側は上司も含めてちゃんと相談に応じてくれ、今後の進路を考える時間として有給休暇まで使わせてくれた

このような経緯で男性は1年で投資銀行を退職し、起業に至った。退職については「自分のわがまま」と捉えており、会社に対する恨みなどは一切ないようだ。それが日経新聞の偏った書き方によりあたかも会社からひどい仕打ちを受けたかのように捏造され、しかも周囲の人物には特定されてしまった。だからこそ、ブログを開設してきちんと正確な情報を伝えようとしたのだ。

その後、男性は記者に直接抗議するが、冷たい対応を受けるだけ。

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電話で押し問答が続き、もう記事の修正には誠実に応じてもらえないと業を煮やした男性はついに記事自体の削除を申し出た。すると日経新聞側は「実名出そうか?」と意味不明なことを言い始め、実質的に「これ以上ゴネるなら本名を書くぞ」と脅し始めた。

男性は最後に「会社、先輩、上司は大好き」と記し、改めて誤解を解くよう強調している。ここが最も伝えたかった部分のようだ。

当時、私の家庭状況を鑑みて、上司や諸先輩方は、私の負担を減らそうと尽力してくれた。常に、親身になって相談にのってくれた。 本文末尾の有給休暇に関しても、私の身体を案じて上司が取りやすいよう、工夫してくれた結果である。

稚拙な言い方で申し訳ないが、私は前職が大好きで、今でもどのコミュニティよりも前職の先輩方や上司と友人としてお付き合いしているほどだ。 無論、私も人並みに仕事の愚痴を言っていたが、別に会社を批判するような内容ではない。その愚痴を大きく歪曲し、面白い記事に仕立て上げられた結果、自らのエピソードが好意を無碍にし、人を傷つけたことに対し、申し訳なく思っている。

http://ryan-vandez.hatenablog.com/entry/2016/03/28/114117

記事を担当した日経新聞記者については、はじめから「投資銀行は大変で心身ともにボロボロになる」という結論を設定し、それに沿って取材で記事をつくっていったものと思われる。ストーリーありきで仕事をするから、結論と整合性がとれない部分は省いたり、ときには捏造したりもするのだ。

なお、男性はその後Twitterにて追加情報として「事前に記事を見せて欲しいとお願いしたけど、『新聞は事前確認がないのが当たり前』と言われた」というやりとりがあったことを明かしてくれた。もちろんそんな慣習はないので記者としてはやましい気持ちがあったからこそ適当なことを言ったのだろう。

男性は起業して自分の会社をもっているにもかかわらず、すでに風評被害で大きな不利益を被っている。

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日経新聞は丁重に謝罪し記事を全面的に修正すべきだ。「実名だそうか?」とは何だ。内容を捏造した記者こそが実名を公開すべきだ。

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