TOKIOのラーメンを「福島産かよ人殺し」とdisって炎上した作家が全アカウントを削除して逃亡
netgeek 2016年3月23日
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テレビ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」でTOKIOが福島産の小麦粉を使ってラーメンをつくったことについて、ミステリー作家の藤岡真氏がTwitterでいちゃもんをつけ、炎上する騒ぎがあった。藤岡真氏はすでにTwitterを退会しブログを閉鎖している。
炎上するきっかけとなったのはこちらのツイート。あっという間に2,600以上もリツイートされ、「福島の農家の人を侮辱している」と抗議の声が殺到した。
TOKIOはラーメンづくりにあたって福島県の荒れ地で育った最高級小麦粉「春よ恋」を使っていた。藤岡真氏は原発事故があった福島では農作物がセシウムなどの放射性物質を含んでいる恐れがあると懸念し、攻撃的なツイートを投稿したというわけだ。
しかしながら、「人殺し」というのはあまりにも誤解を招く表現だった。
その本意は健康被害があるのではないかと心配するものだったのに、福島の人たちを侮辱しているともとれる発言は多くの人たちを怒らせ、「こういうことをいう人がいるから風評被害がなくらない」「客観的なデータがないのに妄想で叩いている」「TOKIOが頑張ってつくったのにケチつけるなよ」などと抗議の声が殺到することとなった。
▼藤岡真氏。本棚には本がびっしり。
その後、あまりの炎上っぷりに怖気づいた藤岡真氏は謝罪。発言を撤回したのであった。
なおこの間、自身のブログにて具体的に福島産農作物の危険性について力説する投稿を公開しており、考え自体は変わっていない様子。それでも表現の仕方については関係者の心情を配慮しないものだったと一歩退く形となった。
そしてTwitterは休止どころか退会。ブログ「藤岡真の始の棲家」は非公開になってしまった。
どうやら休止だけでは炎上がおさまらないと考え、片っ端から閉鎖していくことにしたようだ。藤岡真氏が2016年1月に出した小説「死龍」はAmazonのレビューが荒らされ、取り返しがつかない状態だ。
▼一気に341件も最低評価がついてしまった。ここまで荒れるのは珍しい。
この最新作以外にもこれまで出した書籍は全てレビューが荒らされている。藤岡真氏は早稲田大学理工学部を卒業後に1976年~2011年まで博報堂に勤務していた。それだけに一般社会の常識と超えてはならない一線はわきまえていたはずなのだが…。
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