テキスト比較ツールdifffデュフフとは一体何なのか。小保方晴子の論文コピペを見抜いた高性能ツール
netgeek 2014年3月14日
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STAP細胞で有名になった小保方晴子氏の論文コピペを見抜いたとして一躍注目が集まっている「テキスト比較ツールdifffデュフフ」についてnetgeek編集部が使い方から開発者まで調査してみた。
使い方
使い方は超シンプルで左と右のテキストボックスに比較したい文をいれてボタンを押すだけ。
重複していないオリジナル部分が青文字で表示されるので、ぱっと見で青が多ければ盗用の可能性は低いということだ。実にシンプルで無駄のないつくりなので、動作が軽いのが嬉しい。これはかなり使い勝手がいいぞ。
誰が作っているの?
新着情報の欄を見ると、2004年にツールが完成し、公開を開始したことが分かる。2014年でなんと11年目という年季の入ったツールである。しかし、その長い年月の間においても丹念にメンテナンスし、英語版のリリースやリニューアルを行っていたことが読み取れる。
さて、このツール、一体誰が作成しているのだろうか。
サイト下部のリンクから飛ぶと、twitterとライフサイエンス統合データベースセンターのHPに辿り着いた。
twitter
https://twitter.com/meso_cacase
ライフサイエンス統合データベースセンター
http://dbcls.rois.ac.jp/about
どうやら、ライフサイエンス統合データベースセンターに所属している生物学者がツールを開発している模様。「difffデュフフ」というふざけた名前だが、機能面はばっちり一流である。
論文の不正を次々と検出するようになるかも
さらに改良が進み、オンライン上の全てのデータと照合できるようになれば、卒業論文を執筆している学生が戦々恐々とする恐ろしいツールになるはずだ。
不正を抑止する強力なソフトとして発展することを願いたい。
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