合成写真じゃないよ!実在する18匹のハイブリッドアニマル
netgeek 2015年12月18日
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参考:18 Hybrid Animals That Are Hard To Believe Actually Exist
1.ライガー(オスのライオン+メスのトラ)
野生のライガーもいるという噂があるが、通常は人間が飼育している環境でしか生まれない。成長スピードがとても早く、世界最大のネコ科の動物と言われている。この写真に写っているライガーは「ヘラクレス」という名前で、体重が410キログラムもあるため「生存する最大の猫」と呼ばれている。
2.タイゴン(オスのトラ+メスのライオン)
立派なたてがみがあるので雰囲気はライオンだ。しかし、体は完全にトラ柄。父がライオンで母がトラの場合は先ほど紹介した「ライガー」に呼び名が変わる。
3.レオポン(オスのヒョウ+メスのライオン)
体の柄はヒョウなのにライオンのたてがみをもつ。どうやら、ライオンのたてがみは優性遺伝するようだ。
4.DZO(牛+野生のヤク)
牛にしては長すぎる角。おそらくヤクの角が遺伝したのだろう。全体的に牛の面影はなく、ほとんどヤクだ。
5.Żubroń(牛+ヨーロッパバイソン)
病気に強く、牛の代わりの家畜として飼育されている。どうやらポーランドで生まれた動物で、ポーランドの国立公園に唯一、Żubrońの群れがいるそうだ。
6.ゾンキー(シマウマ+ロバ)
シマウマの縞模様がしっかり遺伝している。他のパーツに比べて顔が大きく、バランスの悪い体をしているのが特徴。
8.Jaglion(オスのジャガー+メスのライオン)
こちらの2匹はカナダのオンタリオ州で生まれた。ジャガーもライオンも黒毛ではないのに、なぜ真っ黒な毛を持つ子どもが生まれたのだろうか。
9.ギープ(ヤギ+羊)
ヤギも羊もほとんど見分けがつかない動物だ。その間に生まれてくる子どももあまり変わらない姿をしている。
10.Grolar Bear(ホッキョクグマ+ヒグマ)
参考:Grolar Bear
名前はヒグマの仲間の「grizzly(グリズリー)」とホッキョクグマの英語名「polar bear」からきている。白と黒のクマの間からは、やはり灰色っぽいクマが生まれるようだ。
11.コイウルフ(コヨーテ+オオカミ)
コヨーテはオオカミの近縁の動物。オオカミより小型の動物で、コイウルフはコヨーテとオオカミの間の大きさに育つ。
12.ゼブロイド(シマウマ+任意の他の馬)
「進化論」を提唱した生物学者ダーウィンの著書の中にもゼブロイドに関する記述があるそうだ。19世紀からゼブロイドは繁殖されているとのこと。
13.サバンナキャット(飼い猫+サーバル)
手足がとても長いサバンナキャット。犬みたいに尻尾を振って遊び、水を全く怖がらない。かなりの高額で取引されているという情報がある。
14.ホルフィン(オスのオキゴンドウ+メスのイルカ)
オキゴンドウはイルカの仲間。イルカとの間に生まれてくる子も姿形はイルカだ。ただ、やたらと黒いような気がする。
15.ケッテイ(オスの馬+メスのロバ)
ケッティは馬とロバから生まれてきて、ラバよりもわずかに小さい。滅多に生まれない希少なハイブリッドアニマル。
16.Narluga(イッカク+ベルーガ)
イッカクは、その名の通り頭に1本の角のようなものを持つ。また、ベルーガは別名でシロイルカとよばれる白色のイルカだ。しかし、その間に生まれてくる子どもは、どちらの特徴も受け継いでいない。
17.カマ(ラクダ+ラマ)
ラマはアンデス地方に生息するコブのないラクダだ。ラクダとの間の子にもコブはない。
17.Mulard(マガモ+ノバリケン)
Mulardは食用に飼育されている。ノバリケンは日本ではあまり見かけないカモなので、いまいちピンと来ないハイブリッドアニマルだ。
18.ビーファロー(バッファロー+牛)
ビーフ(牛肉)とバッファローをかけてビーファローと呼ばれている。日本では動物園以外では見ることがないバッファロー。アメリカでは牛肉の代わりにバッファローの肉がよく使われるそうだ。