樹齢1400年のイチョウが生み出す一面真っ黄色の幻想的な世界
netgeek 2015年11月26日
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Twitterユーザー「孫向文(@sun_koubun)」さんが投稿している中国の銀杏の木(イチョウ)の写真が大拡散されている。樹齢はなんと1400年で、そんな大木が葉っぱを落とすと、見たこともない幻想的な景色が生まれる。
こちらが実際の写真。辺り一面が真っ黄色に!すげええええええええええ!
▼こちらはイチョウの木の全体像。木や建物に囲まれた中に突如として現れる黄色に染まった区域。これは素晴らしい。
▼誰かが黄色のペンキを大量にひっくり返したのではないかと思ってしまうほどだ。
▼少し近づくと、ようやく葉っぱなのだと分かる。自然が生み出した芸術だ。
▼ネット上では人気ゲームの「スプラトゥーン」のワンシーンにそっくりだと言われている。
▼少し上空から見ると、イチョウはお寺の一画にポツンと立っており、ものすごい存在感を誇っている。なんと美しい…。
▼そして、こちらはGoogleマップで公開されている7年前の画像。周りの建物は今と少し変わっているが、木だけは全く変わっていない。(こちらから視聴可能)
中国ニュースサイトの鳳凰網によると、このイチョウの木は西安市の古観音禅寺にあるとのこと。そして、今から1400年前に唐の2代目皇帝、李世民が自らの手で植えたという言い伝えがあるそうだ。
▼李世民の肖像画はこちら。
日本はその頃、聖徳太子の時代で法隆寺が建てられていた。
地上から撮影された画像もあるのでご紹介したい。
参考:航拍陕西1400年古银杏落叶 似黄金毯、西安古寺千年银杏落叶宛若黄金毯
▼実は、木の下には金色の仏像が置かれていることが判明。
▼木の周辺はまるで黄色の絨毯を引いているかのよう。
Twitterでは「絵みたいにキレイ」「圧倒される」などと絶賛されている。しかし、銀杏の実は異臭を放つことで有名で「臭そう」という面白いコメントも寄せられていた。中国の長い歴史が生み出したこの絶景を一度生で見てみたいものだ。