ドヤ顔で魚雷のように飛んで行く不思議なフクロウが撮影され世界中が騒然!
netgeek 2015年11月6日
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フィンランドのコッコラという田舎町で奇妙な飛び方をするフクロウが撮影された。そこには、なんと羽を折り畳み魚雷のように飛んでいるフクロウが写っていた。
参考1:This wide-eyed ‘torpedo’ owl’s pose may make you laugh, but it has a deadly purpose
参考2:Bird’s wings are clamped to its side during stealth hunting mission
こちらは実際の写真。なんじゃこりゃああああああああああああああ!!!どうやって飛んでいるんだ!!!
▼ネット上では人気ゲームのキャラクター「アングリーバード」にソックリという意見が寄せられている。
このアングリーバードのイラストのように、作り物の写真なのではないかと疑いたくなるような奇妙な飛び方だ。しかし撮影者によると、羽ばたいてはいないものの、確かに飛んでいるシーンとのこと。フクロウがカメラ目線なのが大変気になる…。
▼別の写真を見てもやっぱりカメラ目線。こっち見んな!!!
撮影したのは写真家のJani Yikangasさん(39歳)。彼によると、このフクロウはオナガフクロウという種類で威圧的な態度と重力に逆らうような飛び方で有名だという。
一体なぜこんな飛び方をしているのだろうか?もちろん、オナガフクロウは普通の飛び方もできる。
▼こちらは普段のオナガフクロウの飛び方。ちゃんと羽ばたいて飛んでいる。
ところが、「狩り」の時だけは冒頭のように翼を体に強く押し付けて低空飛行をする。その姿が一番空気抵抗が少なく、素早く飛べるということなのだろう。ちなみに、フクロウが毎回、カメラ目線のように見えるのは、大きく目を開いて周囲に獲物がいないかよく観察しているからだ。
さらに、オナガフクロウはフクロウの中では珍しく夜行性ではなく昼行性ということが知られている。
▼夜になると活動を止めて木にとまって休む( ˘ω˘ )スヤァ
このように変なのは決して飛び方だけではない。いろいろと普通のフクロウとは違った点が多く、かなりの異端児なのだ。まだまだ、世界には変わった動物達がたくさん存在しそうだ。