秋葉原のGoogleストリートビューに360度ノリノリな分身おじさんが登場
Gil Pender 2015年10月13日
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東京・秋葉原のGoogleストリートビューに奇妙なものが写っている。キャプチャー画像をTwitterユーザーが投稿したところ、大拡散され大きな話題になった。
cocoaさん(@cocoavistlip)はいつもと少し違うストリートビューを偶然発見してしまい画像をアップした。
▼なんじゃこりゃああああああ!ノリノリで笑顔のおじさんが4人も写っている!分身の術だあああ!
以前、netgeekではGoogleストリートビューは大仏の顔にまでもモザイクをかけているということを紹介していた。原因は機械が自動で顔と認証されたものにモザイクをかけているからだった。
参考:Googleストリートビューは意外な人物のプライバシーも守ってくれることが判明
ところが、今回のこの謎のおじさんにはなぜか一切モザイクがかけられていない。撮影された場所が撮影車が入れない歩行者天国の中ということもあり、この奇妙なストリートビューはネット上で話題になった。
▼netgeek編集部が実際にストリートビューを見てみると、やはり360度モザイク無しのおじさんが写っていた。(ストリートビューはこちらから)
シャツをズボンにインしてリュックサックを背負う姿は典型的な秋葉系オタクなのだが、このおじさんは物凄くコミュニケーション能力が高い気がする。一体、一人で何をしているんだ…。
Twitter投稿に寄せられたコメントを調べていると、「これはRICOH THETAというカメラで撮影されたものではないか?」という指摘を見つけることができた。
▼こちらがRICOH THETA。普通のデジカメとは少し形が違う。
実は、このカメラは全天球カメラという全方向の画像を一度に撮影することのできるカメラだ。Googleストリートビューの撮影車は全天球カメラを使っている。つまり、RICOH THETAを使えばストリートビューと同じようなパノラマ写真を撮影できるわけだ。
▼そして、実はストリートビューの写真は一般人も投稿できる。
皆さん、ストリートビューを見ようとした際に青色の丸や黄色の丸を見たことはないだろうか。青色の丸は一般ユーザーがアップした屋外の写真で黄色の丸は屋内の写真になっている。Photo Sphereというアプリを使えば、スマホでも簡単にパノラマ写真を撮影し投稿することが可能だ。
▼試しに、適当に屋内のパノラマ写真を覗いてみると、ヨーヨーの世界大会が開催されていた!
というわけで、おそらくおじさんは一般人がカメラで撮影していたところをピースしながら歩いていただけだったのではないだろうか。まさかGoogleストリートビューで全世界に公開されてしまうことになるとは知らずに…。
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