毎週ポーランドから格安航空でロンドンに通う大学生が話題に!日本だと福岡から青森に通うようなもの…
netgeek 2015年10月29日
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ポーランドからロンドンに飛行機通学する学生の記事がTwitterで話題になっている。驚きのライフスタイルを紹介しよう。
その話はTwitterユーザーのHIROさん(@kakiaki1005)が海外の記事を投稿したことがきっかけとなり話題になる。
参考:UK student makes daily trips from Polish city to London University
▼ポーランドからロンドンに通うジョナソン・デイビーさん(23歳)。
記事によると、彼はロンドン大学の人類学部の学生とのこと。ポーランドのグダニスクに在住の彼は毎週水曜日、起床すると電車かバスに乗って空港に向かう。そして、飛行機に2時間ほど乗るとイギリスのルートン空港(ロンドンの北方50kmくらいにある)に到着し、そこからまた電車に乗って、10時に始まる講義に出席する。水曜日から金曜日まで授業があり、その2泊は友人の家に泊まるという生活を毎週送っている。
普通の人ならすぐに音を上げてしまうような生活だが、こんな生活を続けるのには理由がある。
参考:エイブル ロンドン支店
実は、ポーランドから通う方が圧倒的にかかる費用が少ないのだ。エイブルロンドン支店のホームページを見てみると、日本の「ワンルーム」に当たる部屋の家賃は平均して1000ポンド(約18万円)を超える。もちろん、これは「年」ではなく「月」の話だ。さらに、ロンドンは物価も高く、デイビーさんは「ロンドンに住むと年で9000ポンド(約162万円)も出費するけど、ポーランドなら2100ポンド(37万円)で済む。」と語っている。
もし、日本で同じ生活をするならどのようになるのだろうか?
▼彼が住むグダニスクからロンドンまで直線距離はだいたい1200kmだ。
▼これを日本に当てはめると…。なんと福岡から青森に通うようなもの!
もし、青森が東京並の家賃だったとしても福岡から通う日本人はいないだろう。しかし、日本もヨーロッパのようにLCC(格安航空)が普及したら、飛行機通学をする大学生が出てくるかもしれない。