世界初!広島県がネコ目線のストリートビューを公開!
netgeek 2015年9月7日
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広島県のプレスリリースによると「広島県の路地裏や風景などの隠れた魅力を、それらをよく知っているネコたちの視点により、疑似体験することができるサービス」とのことだ。
今回、第一弾として広島県尾道市が選ばれた。
「尾道市」と聞いてもあまりピンと来ない人も多いと思うが、寺院や古民家が点在しており、古き良き日本の風景を残しているため、映画の撮影地によく選ばれている。
実写版の「時をかける少女」(1983年公開)が撮影された地でもある。
そして、今回第一弾に選ばれた理由は街のあちこちに出没する猫が有名だからだ。そして今回公開されたキャットストリートビューは主に4つの機能がある。
(1)猫のマーク。
キャットストリートビューは猫目線の風景しか見ることはできない。猫目線で街を移動していると猫を見つけることがある。見つけたのが「看板猫」の時は「猫マーク」がついている。
猫マークをクリックすると、このようなウィンドウが出てきて、その看板猫の情報を確認できるようになっている。
(2)再生マーク。
街をどんどん移動していくと、同じ猫でも「再生マーク」がついている猫がいる。これは猫の穴場スポットを表している。
再生ボタンをクリックするとYouTubeの画面が出てきて、穴場スポットに集まる猫の様子を捉えた動画が再生される。猫とは関係なく、ただただロープウェイからの風景を撮った動画もある。
(3)家のマーク。
さらに、街を歩いて行くと家のマークや山のマークに出くわすことがある。青のアイコンが家のマーク、緑のアイコンが山のマークだ。
家のマークをクリックすると、尾道で有名なお店の情報が表示される。こちらも、必ずしも猫とは関係なく、ただただ美味しいラーメン屋の情報が出てくることがある。
(4)山のマーク。
山のマークをクリックすると、尾道の景色を表示する画面になる。こちらも、たまに猫とは関係ない情報が出てくる。「尾道の観光名所」くらいに思っておけば大丈夫だ。
現在、公開されているのは「商店街エリア」と「猫の細道エリア」の2つのみ。
広島県のプレスリリースによると残りの久保エリア、御袖天満宮エリアは10/1に追加公開されるとのことだ。猫目線も面白かったが、将来、ドローンで撮影した鳥目線のストリートビューなども出てくると、もっと面白い映像が見られるのではないかと夢が膨らむ。「広島キャットストリートビュー尾道編」はこちらから。一度お試しあれ。