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フリーデザイナーが1時間で考えた五輪エンブレムが秀逸で「こっちのほうがいい!」と話題に

netgeek 2015年8月12日
 

合同会社umegrafix(ウメグラフィックス)の代表であり、フリーデザイナーとして活動する梅野隆児氏が考えたエンブレムが高い評価を受けている。

8/10、何気なくTwitterに投稿された画像には色鮮やかで美しいエンブレムが輝いていた。

olympic_orijinallogo (1)

olympic_orijinallogo9

1時間で考えられたものとは思えないほど洗練された出来だ。桜が基調となっているのも日本らしくて嬉しい気持ちになる。この画像が添付されたツイートは大反響を得て15,000以上もリツイートされ、今もなお拡散中だ。

デザインの原案は五輪の輪っかのマークで「おもてなし」という言葉から「中心に集める」という着想を得たという。このアイデアの出し方も秀逸!

olympic_orijinallogo (4)

olympic_orijinallogo8

シンプルでいて、なおかつ納得感もある。素人目に見ても直感で美しいデザインだと感じられるところが素晴らしいではないか。

ここで改めて佐野研二郎氏デザインのエンブレムを見てみよう。日の丸以外が何の形を表しているのか分からない点が致命的。

OLYMPIC-sano

パクリ疑惑が浮かび上がったときに日本人でも佐野氏の味方をする人が少なかったのは純粋に「いいデザインだと感じられないから」というのが本質だったのではないか。みんなのオリンピックなのだから、デザイナーはもっとニーズを汲み取って一般ウケするものをつくるべきだった。

梅野隆児氏は謙虚にツイートを続ける。

olympic_orijinallogo (3)

家紋からヒントを得たというのも日本らしさがあっていい。きっと外国人ウケもいいに違いない。

フリーになれるだけあってかなりデザインについて知見がある様子…。

olympic_orijinallogo (6)

olympic_orijinallogo (7)

セオリーは円形、明るい配色、安定感、花、規則性と、佐野研二郎氏のデザインとは見事に正反対な特徴が次々と飛び出してくるのが面白い。現在ネット上では「これを公式にしたい!」「本当に公式として採用しよう!」という声が高まっている。

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