パクリ騒動で炎上した五輪デザイナー佐野研二郎氏「Twitterの挑発的な文章は乗っ取り犯が書いたものです」←んなわけねーだろと話題に
netgeek 2015年8月5日
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盗用疑惑が浮上して訴訟にまで発展しようとしている2020年オリンピックの公式エンブレムについて、デザインを担当した佐野研二郎氏は8/5、記者会見を開き真相を語った。
佐野氏はまず、ベルギーのリエージュ劇場のロゴは「見たことがなかった。そもそも似ていないと思う」ときっぱり疑惑を否定。
自分が提案したものはオリジナリティがあるものなので問題にもならないと思うし、パクリ疑惑が浮上しているのは非常に残念と語った。
▼ベルギーのリエージュ劇場のロゴ。
▼2020年オリンピックのロゴ。
似ているかどうか、パクリかどうかはともかく、リエージュ劇場の運営担当者は権利が侵害されたとして法的に戦う姿勢を見せており、オリンピックの委員会にも抗議すると宣言している。
この点については佐野氏がオリジナルと断言し、さらに変更もしないと発言しているので今後は本当に法的な争いに発展するのではないだろうか。
そしてここからが会見の最大の見所。なんと佐野氏は自身のTwitterアカウント(@MR_DESIGN_twit)について「乗っとり被害にあった」と発言したのだ。
佐野氏のTwitterプロフィールには「白紙撤回。灰色や黒を白だという人が白紙に戻す五輪デザイン」と世論に対する挑発とみられる文章が掲載されていた。佐野氏の説明によると、「こちらは乗っ取り犯が勝手に書いたもので自分は感知していない。Twitter社にはアカウントの削除を要請している」とのこと。
これに対してネット上は「そんなはずはない!!!」「嘘でしょ」の嵐。疑いはますます深まるのであった。
本当に乗っ取り被害にあったのならば、どうしてすぐに「乗っとられた」と発表しなかったのだろうか。時間が経ってから実はこうだったと言われても、どうしても疑心の気持ちは拭えない。
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