インドネシアの密林に放棄された「ニワトリの巨大建造物」。この正体は一体なんなんだ!?
netgeek 2015年7月23日
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Twitterユーザーの「河江肖剰/Yukinori Kawae(@yukinegy)」さんがアップした「インドネシアの密林に存在する謎のニワトリの建造物」があまりにも不思議だ。海外サイトでもミステリーとして取り上げられている。
参考:An Abandoned Indonesian Church Shaped Like a Massive Clucking Chicken
こちらがインドネシアの密林に現れた謎のニワトリ状の建造物だ。周りを見渡せば、この建物がいかに孤立して作られているかがお分かりになるだろう。
人が全く立ち寄らないような場所に置かれた巨大なニワトリ。一体誰が何の目的で…。到底観光スポットには見えないが、果たして…。
実はこの建造物の正体は「石で作られた教会」。元々は鳩をモチーフに建てられたものだが、これを見た人々はニワトリと捉えてしまった。
地元の人には「ニワトリの教会」という愛称で呼ばれ、親しまれてきた。下から見ると、ぽっかり開いた口が間抜けでカワイイ。
老朽化が進んだため今では教会としては使われていないものの、多くの写真家や旅行者が訪れる人気スポットになっている。
教会の中は年季の入った大きな空間が広がっており、廃墟マニアには堪らない内装になっている。かわいい建物なのでリフォームして復活させてほしいところ。
しかし、この教会を保持する大きな8本の柱の内、5本が壊れてしまっているため建物は非常に危険な状態にある。そのため観光に行くのはあまりオススメできない。
いつ建物全体が崩れ落ちてしまっても不思議ではない状態だ。直接見に行ってみたいという人も近づきすぎには要注意。
今後しっかりと修復され、この教会が堂々とインドネシアの目玉スポットとして紹介されることを願いたい。
世界でも類を見ない珍しい建造物。このまま崩壊させてしまうのは非常にもったいない。