久美子社長に完全交代した大塚家具の売上高が1.7倍に急上昇!勝久会長「え…(´・ω・`)」
netgeek 2015年6月2日
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実の親子でありながら熾烈な委任状争奪戦を繰り広げた大塚勝久会長と久美子社長の戦いは久美子社長の勝利で終わった。そして業績を見る限り、久美子社長に票を投じた株主の判断は間違っていなかったようだ。
大塚家具は公式HPにて5月の前年同月比の売上高を公開。その数値に度肝を抜かれた。なんと一気に170%になったのだ。
2015年に入ってから前年同月比60~90%と低迷していた売上高がここにきてまさかの1.7倍。一連の騒動がマスコミに大々的に取り上げられたうえに、非常にうまいタイミングでお詫びセールを仕掛けたのが功を奏したようだ。
株主総会では株主から「親子喧嘩をしている家具屋で誰が家具を買うのか」という厳しいツッコミもあった。だが、久美子社長はそれを見事逆手に取ってむしろ自身のファンを増やしたように思える。
とりわけ、勝久会長の高級・完全会員制路線よりも久美子社長の中価格で高品質の路線が一般層から支持された。どんな分野でも悪役がいると盛り上がるものなのだ。
セール中は久美子社長もかなりの手応えを感じていたようで、「オープン以来最高」、「昨年比596%」などという言葉が飛び出していた。
企業はトップが変われば生まれ変わる。今後、大塚家具はイベント終了後も客足が落ちないように、ニトリのように気軽に入れる店舗づくりを進めて来客数増加を狙っていく。
株式会社大塚家具、過去1年間の株価推移。久美子社長が指揮を執るようになってから株価は1.5倍になって安定している。
これではもう勝久会長の出る幕はあるまい。もう久美子社長に任せて隠居してはどうか。
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