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堀江貴文「よく言われる『日本も海外の短い労働時間を見習うべき』という主張にはヤバイ落とし穴がある」

netgeek 2015年5月31日
 

「過労死」という日本語が「KAROSHI」と世界語になったことからも分かるように、日本人の労働時間は世界一長いと言われている。どうして日本はこうも異常になってしまったのか。

あなたは日本も海外の短い労働時間を見習うべきだと考えるだろうか?誰もが賛同しそうなこの意見にホリエモンは必ずしもそうではないと解説した。

メルマガ読者からの質問。「フランスの労働時間は日本の半分です。日本はどうしたら労働時間を減らせるのでしょうか?」

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以前から長らく議論されている論点だが、一向に答えが出ておらず、何も解決していないのが現状だ。この問題に対してホリエモンは「本当にフランスを目指していいのか?」とそもそも論を投げかけた。

「フランスの労働を真似するってことは暮らしの質を落とすってことだよ」。

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フランスはお店が開いている時間が短く、さらに店員の態度も極めて悪い。それゆえ短時間勤務でも成り立つ社会になっていると解説。もし、日本がそれを真似したら、例えば吉野家の牛丼は3倍の値段になってしまうと本質をずばりと突いた。

また、サービスの質が悪いとすぐにネットで炎上する日本独特の風土にも触れ、そう簡単に海外型に切り替えられないはずだと述べた。

「サービス残業をやっている真面目な人がいるから消費者はいいサービスを享受できる」。

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「どっちがいいかって話だよね」。一瞬で本質を見抜いたホリエモンは日本が安易にフランスを真似して労働改革を起こすと消費者が割を食うことになると警鐘を鳴らした。確かに言われてみればその通りだ…。

そして、長時間働かざるをえない労働者としては「好きなことを仕事にすべき」という持論を展開。

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いやいや働かされているという意識で仕事をするのではなく、好きなことを仕事にして楽しみながら能動的に働けばよいとアドバイスを送った。

ホリエモンの冴えたトークが見られる動画もご覧あれ。

https://youtu.be/LJlKOqxvZmc

労働者の努力で支えているとはいえ、サービスの質が高いのは日本が世界に誇るべき長所。さてあなたはホリエモンの主張を聞いて意見が変わらなかっただろうか。

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