シャープ「体重、血圧、BMIが測れるイスを150万円で発売する!目のつけどころがシャープでしょ(ドヤア!)」
netgeek 2015年5月27日
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シャープは座るだけで健康状態が測定できるイス「健康コックピット」を2015年末までに発売開始すると発表した。
これが健康コックピット(150万円)だ!!!誰が買うねん!!!
もっと小さめのイスかと思いきや、業務用装置のように大きく、デザインも古めかしい。健康状態が測定できるマッサージチェアのようなものならまだ売れたかもしれないが、これは一般家庭に置くには邪魔すぎるぞ。
それに会社の存続が危ぶまれる今、ここまで高価な商品を買うのには相当な勇気がいる。倒産してしまったら修理できないではないか。
しかしシャープによると、メインターゲットはフィットネスクラブや企業の健康保険組合だという。それにしても150万円は高すぎる気がするが…。
体重とBMIは数千円の体重計で測れるし、血圧を測る機械も決して高いものではない。どうしてわざわざ高くて大きいものを買わなければいけないのか。
上層部がちゃんと仕事をしているのかが気になる。マーケティングはちゃんとできているのか?
どうしてこんなものにGOサインを出すのか理解できない。そもそもなぜこれを開発したのか。シャープはもっと市場成長率の高い分野で勝負を仕掛けるべきだ。技術力はあるはずなのだから、主戦場となるマーケットさえ間違わなければきっとシェアは握れる。
シャープ株式会社、過去10年の株価推移。
かつて液晶で世界を牛耳ったシャープは新しいものが生み出せなくなり、凋落してしまった。150万円の健康イスなんてニーズがないものをつくらないでほしい。