堀江貴文氏「マクドナルドが低迷しているのはポジショニングが中途半端だから!最強に安いか、激ウマ高級路線かどちらか選べ」
netgeek 2015年5月1日
|
ホリエモンの鋭い考察がみられると好評のYouTube番組ホリエモンチャンネル「堀江貴文のQ&A」にて近年業績が低迷しているマクドナルドが取り上げられた。
アメリカのマクドナルド本社は原田泳幸社長の手腕に問題があるとして代表取締役社長の座を解任し2013年にサラ・カサノバ社長に交代したが、今もなお業績の悪化を食い止められないでいる。
かつてあれほどファストフード業界を支配したマクドナルドがここまでうまくいかなくなった理由は何なのだろう?多くの人が様々な指摘をするが、ホリエモンは「マクドナルドは中途半端すぎる」と本質をついた。
ホリエモンがマクドナルドの経営をぶった切る爽快な動画はこちら。
※堀江貴文氏が「全文書き起こしはライターの適当な書き起こしのせいで意図が誤って伝わることがあるのでやめてほしい」とTwitterで宣言したので、この記事では書き起こしは行わない。動画を直接ご覧頂きたい。
安い単品商品で集客して高いセットで儲けようとするマクドナルドのダブル価格戦略は一時的にはうまくいったものの、長期的にはマクドナルドという店全体のポジショニングを不明確にしてしまった。
要するに顧客からすると安いのか高いのかよくわからないお店になってしまったのだ。今や安い外食といえば牛丼チェーンで、少し高めで気軽に入れる店といえばモスバーガーのような店舗がぱっと思いつく。たくさん選択肢がある中でわざわざ中途半端なマクドナルドを選ぶ理由はどこにもない。
マクドナルドが再起を図るにはリポジショニングが必要だ。
他社が真似できないくらい徹底的にコストダウンしてコストリーダーシップ戦略を取るか、高価格帯で他所が提供できないくらい美味しいものを出す差別化戦略の2択しかない。
Comments (1)