ホリエモンがハイエナアフィリエイターに憤怒。「俺のスピーチを勝手に書き起こして儲けるな」
netgeek 2015年4月14日
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ホリエモンこと堀江貴文氏がこれまでグレーゾーンだったアフィリエイト目的の動画書き起こしに苦言を呈した。
きっかけはホリエモンが近畿大学の卒業式で行ったスピーチがYouTubeで公開され、それが書き起こしとして転用されたこと。
ホリエモンは書き起こしでは意図が違うように伝わることがあると主張したうえで、さらに他人のコンテンツを勝手に利用してアフィリエイトで儲ける行為に対して疑念を抱いている様子。
また、驚いたことに近畿大学は撮影した映像をYouTubeにアップするという許可をとっていなかったという。
単なる連絡ミスで悪意はなかったのかもしれないが、これは大学側の落ち度であることは間違いない。
こちらが近畿大学がアップしている映像。
16分に渡る熱いスピーチは多くの人の心を動かすとネット上で話題になった。
そして、そこに着目してハイエナ行為を始めたのがウェブメディアだ。NaverまとめのようなサイトMONKEYでは「素敵だったので全文まとめました」という前置きでコンテンツを文章に書きなおして紹介している。
編集者の言葉を主文にしてスピーチの一部だけを紹介するならともかく、これではもはや引用ですらない。無許可の全文書き起こしは権利者がダメと言ったら絶対にアウトだ。
その後、フォロワーと会話するホリエモン。
▼「警告だけでは済まさない」。訴えるということか。
ビジネス界の大物が「今後は警告に留めず、厳しくやる」と明言したことで今後は動画書き起こしのルールが変わりそうだ。どうしても紹介したい場合は引用の範囲を超えないように気をつけるべきだ。
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