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企業で流行する悪質な「就活終われハラスメント」に衆議院議員が激怒。「内定欲しいなら他社の選考断れ」は禁止へ

netgeek 2015年3月25日
 

「NPO法人DSS」が投稿した動画によると、近年、企業側から学生に対する「就活終われハラスメント」いわゆる「おわハラ」が流行しているという。果たしてそれは一体どんなものなのか…。

動画は衆議院議員の小林史明(前職はNTTドコモで人事部)が中心となり、就活生に対して悪質な企業が行う「おわハラ」について注意喚起をしていく内容だ。

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国会議員が登場してしまうほど、今やおわハラは国を巻き込む問題になってしまっている。

具体例の1つめは「就職活動を今後一切しないことを約束しなければ内定を出さない」というような言動。

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就活生を焦らせて決断力をなくそうとするのも、悪質な企業の面接でよく使われる手だ。就活生にも選ぶ権利があるのに、これでは内々定というシステム自体の意味がなくなっているではないか。

2つめは「他の企業の内定を今すぐ辞退しろ!」と迫ってくるようなもの。

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弱い立場の人間に交換条件を出すなんてもってのほか。こんな企業に先はないだろう。こういった企業の中には日本人特有の「断りにくい空気」を上手く出してくるところも多い。就活生は勇気を出して空気に飲まれないように。

3つめは「面接や就職イベントの時間を長くして他の企業に行けなくさせる」といった強引な手段。

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明日や明後日などといった急な面接を組まれることは、良心的な企業ではほとんどないので「予定が合わない」とキッパリ言うべきだ。一概におわハラとも言えないが、他の企業に全く行けなくなるような過度な拘束はおわハラ確定なので注意すること。

そして4つめは「新人採用担当者などとの関係性を強調して断りにくくする」ようなもの。

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内定まで長くて3ヶ月以上かかる企業もあるため、同じ採用担当者と何度も顔を合わす機会がありアドバイスをもらうこともあるだろう。しかし個人的な関係と実際に会社に入社して働くかは別問題なので、しっかりと自分の判断で決めてもらいたい。

以上のようなおわハラに遭遇した就活生は、悩むことなく誰かに相談してほしい。

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もっともこのような企業で働いても大体どのような職場かは想像がつくと思うので、こちらからキッパリお断りさせてもらおう。

動画はこちら。

https://youtu.be/F7COQMu81O4

就活終われハラスメントはほとんどの企業が行っていることだが、近いうちに法規制か倫理協定がつくられることになるだろう。

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