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安倍総理「大学改革を起こす!低偏差値大学ではマイケル・ポーターの戦略論ではなく弥生会計のソフトの使い方を教えることにする」

netgeek 2015年3月19日
 

かねてより噂されてきた安倍総理の大学教育改革が具体性を帯びてきた。従来は偏差値の低い大学においてもグローバルリーダーになるための高度な学問教育が行われていたが、それを廃止し、より実践的なスキルを身につけさせる方針に変わる。

一流大学のG型(グローバル)以外はL型(ローカル)大学と名付け、はっきりと区別。「L型大学では職業訓練校のような教育を行うべきだ」。

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これは株式会社経営競争基盤のCEO冨山和彦氏がネット上で公開した資料「我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る 高等 教育機関の今後の方向性」。安倍総理に直接プレゼンしたもので、これが実質的な政府の方針になるとみられている。

冨山氏の主張は、L型大学では生徒に合っていない無駄な教育が行われていたため、日本全体の生産性が低くなっており、これを教育改革によって改善すべきというもの。大学で学ぶことが社会に出てから直結して役に立つものにしたいということだ。

それゆえ、L型大学では学問ではなくすぐに役立つ実践力を身につけさせる。シェイクスピアよりも観光知識、戦略論よりも簿記、憲法よりも大型免許、力学よりも機械の使い方。

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この案が本当に実践されるならば、多くの教員のリストラを含む大規模な動きになることは間違いない。しかし、G型とL型はどこで線引するのだろうか。すぐ使える知識はすぐに使えなくなるというから、日本の教育は近視眼的にならないだろうか。

様々な点において疑問は尽きないが、実はこのプレゼン資料が総理説明資料として使われたのは2014年9月のこと。

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水面下ではすでに着々と準備が進められ、今頃は大方の実行計画が固まっているに違いない。これから大変なことになりそうだ。

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