堀江貴文が解説する「金融が高給取りな理由」
netgeek 2015年2月28日
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ホリエモンがYouTube番組「ホリエモンチャンネル、堀江貴文のQ&A vol.434」にてメルマガ読者からの素朴な疑問に答えた。
「どうして金融って高給取りなんですか?業界別平均年収を見るとメーカー、製薬、飲食などの他の業界を突き放して金融は高給取りです」。
「銀行も証券も保険も社会においては本来黒子的な役割なのに…。どうしてなのでしょうか?」
「就活生の『行きたい企業ランキング』でもメガバンクや大手保険会社などはトップ10の常連ですしね」。
これは確かに学生を含め、社会人も多くの人が納得がいっていない世の中の仕組みだ。メーカーなどのほうがよっぽど人々の生活を豊かにしており、金融はときには「虚業」とまで言われることがあるというのに…。
ホリエモンはこの質問に対してこう回答。「そりゃあ、金の稼ぎ方の核心を知っているからだよ。普通の人は会計帳簿すら読めないんだから」。
「まぁ簡単な話ですよね実は。(金儲けは)お金の仕組みを理解している人が勝つんですよ。利ざやのさや取り、裁定取引とか超高速取引とかレバレッジとか、金融の人って新しい知恵をどんどん考えていくんですよね。それを理解しているかいないかで差はつくよね。ちょっと知ってるだけで全然違うんですよ」。
寺田有希「そっか。そこを知っているのが高給取りの秘訣なんですね」
スイスイ株式会社の松岡宏行社長「僕、昔銀行員だったので、そのとき金は金を生むんだなって思いましたね」
堀江「うん!」
松岡「0から100をつくる仕事と100を1000にする仕事、1000を1万にする仕事だったら最初の人は大変ですよ。で、後の人は楽でしかも桁が増えてくるんだよね。お金持ちに聞くと最初に1000万円貯めるのが難しいんだって。だけど、1000万円を1億にするのはそれほど難しくないんだって」
動画もご覧あれ。
この解説に対して、コメント欄では「銀行員は高度な専門知識を身につけてたくさん資格もとる、医者や弁護士と同じスペシャリストの専門職だからね」という意見も。結局のところ、仕事の難易度が高いうえに、実力次第で大きく稼げる業界だからリターンも大きくなっていったというのが理由なのではないだろうか。